うそうさ〜第二号室〜

フリゲ!鬱展開!ヤンデレ!万歳

アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」

ティロ・フィナーレ
私も撃てるようになってみたいものです。


さて、魔法少女まどか☆マギカ、ようやく全話視聴しましたー!
というわけで感想を。
各話ごとの感想は後ほど追記で入れ込むとして、ひとまず過剰なネタバレは無しと思われる簡単なまとめ感想を書きますね。

良い鬱展開だった。
魔法少女」という枕詞を侮っていた。話全体で言えば限りなくハッピーエンドに近い何かだと思うのですが、ところどころのエピソードが精神的に辛い。本当に良い鬱展開だった。
で、視聴途中で気づいたのですが、脚本がかの有名なニトロプラスの方らしいですね。納得です。今後もニトロプラスには着いて行かせて頂きます。

アニメがシャフトだったのもあってか、演出面で見飽きることが無かったです。細かい動きにこだわってあったり、上手な見せ方をしてあったり、色や模様の象徴を大事にする演出が多かったり。それこそ何度も見たいアニメでした。

見たことが無い方は是非、まどかが魔法少女になるまで見届けて頂きたいです。



では、追記はアニメを各話ごとに見ながら書いた感想です。ネタバレがこれ以上なくありますのでご注意を。

 

 

 

1話。

初めの夢の表現に感動する。色がモノクロちっくだったり、唐突に非常口というような身近な物が出てきたり、とても夢らしい表現。開始数秒から惚れ惚れとした。
異世界(?)もそうだけど、リアルな蝶とか可愛らしいのに少し狂気的なあのダンディ○とか、お洒落なイラストを見ている気分だった。

前半はやっぱ導入でよくわからないというか、まどかさんにちょっと苛々。謎の奇妙な生物+謎の能力を持つ初対面の先輩、の二人組と、少し話した転入生、なら普通あそこまで全力拒否しないと言うか、せめて何か話し合いはするんじゃないかなあと。怖がりすぎでしょう。なんか過剰な被害者意識っぽくて違和感。まあそれを言ったら展開的に駄目になるからしょうがないんだろうけど。

OPの変身シーンが百合っぽくてどきどきしたのに本編で無くて残念。これからあるのかなあ。楽しみ。
マミさんがステップ踏みながら変身するのが可愛かった。あと、あの銃器!あれド迫力だった!あの数の銃が一気に発砲されるあの勢い!超カッコいい!

QBが走っている姿が意外と動物的でびっくりした。便利能力でワープとかではないんだ。
あと、おそらく最初の仲良し3人組が魔法少女になると思っていたから一人ハブでちょっと可哀そう。


2話。

マミさん惚れ惚れでした。ショットガン撃ちまくるの良い!帽子からいっぱい出てきたの楽しい!戦闘曲かっこいい!
魔法少女の服とか装飾全てが武器として使えるってのは良いですね。この部分からは何が出るんだろう、とか見ていてドキドキしました。リボンがあんなばかでかい銃になるとは思ってもみなかった。倒した後に紅茶を優雅に飲むマミさん素敵!そこに痺れる憧れるぅ!

テレパシーはどの程度の思考が伝わるんでしょうね?会話として伝えようと意識した分だけが的確に伝わるのか、考え事が全部駄々漏れるのか。後者だと物凄くヤバイことになりそうなので、まあ多分前者なのだろうけども。
マミさんが目を閉じてテレパス会話している辺り、慣れてるなーと思いました。ああいう映像だけで表す部分は大事ね。素敵。

魔女の卵だっけ、あの黒いやつのデザインと、黒いのがぎゅおって吸いこまれるシーンがどきっとしました。最近のアニメってすごいなー。異世界観が無理なく表現されててすごい。

 

3話。

「マミ、さん……?いやいや嘘だろ。うそ、だろ……うわあああああマミさぁぁぁん!!!!!!」
視聴後30分間ほどこんな感じ。良い鬱展開でした。EDがまた薄暗い。ああいう終わりだったから改めてEDに釘付けになったのだけど、走り去るまどからしき影をほむららしき影が手を伸ばして止めようとしていたのが印象的でした。

しかしまあ、あっさりとやられましたね。実にあっけなかった。視聴者が置いてけぼりにされるくらいのあっさり感。でも、実際死ぬ時って多分こういうもの。とても悲しいけどね。
さやかがほむらに怒鳴ったのがちょっと?だったなあ。理屈はおかしいだろう、と。逆に上条君とのイヤホン共有はとっても女の子してて可愛かった。さやかちゃんは良くも悪くも激情型なんだね。

今回の異空間はとってもスイーツな感じで可愛かったです。あとピンク(?)っぽくてちっちゃい魔女可愛かった!外見がテトっぽかったあの子。基本的に敵がグロくなくてむしろちょっと可愛い感じで、そのくせ不気味なのがたまらんね。全話の不思議空間だけ集めた動画とか無いかなあ。ああいう世界を歩いてみたいです。

 

4話。

失意消沈の回。
ほむらちゃんとの話がしみじみとしたなあ。魔法少女と言うより、世でもてはやされるヒーローの裏側を赤裸々に語っている感じを受けました。皆のために頑張るヒーローって実は一番孤独なんだよね。同じ立場に来てくれる人がいないから。そこの部分をまどマギは自分のために戦うヒーローとして、その不本意な孤独を当然のものにしているわけだ。よくできてるなあ。誰かのためというのは実に曖昧で、捨て去りやすい理由だとも思う。

今回違和感があったのはまどかがヒトミちゃんにほいほい着いて行っているところ。そこは力ずくで止めろよ!
こういうところでさやかとのキャラの差、一人だと何もできない気弱で自信のないまどかのキャラを表しているのかしら。
さやかが剣使い、キャラ的には確かに剣の似合う子だけども青色が剣ってセオリー的には珍しいなあとびっくり。やっぱりこういう色の印象というのは捨て去る方が良いんだろうか。

異世界で一番最初のTVだったと思うんだけど、ちらっとアイドルみたいな影が映るんですよね。ステージに立って、なんか取り巻きがいる感じ?ちょっと一時停止できなかったんで曖昧で申し訳ないですが。その後たくさんのマミさんとまどかの思い出がTVに出てきた、というのは多分TVに映っているのはまどかの嫌な心理?ということはあのアイドルは「誰かの役に立ちたい→皆に褒めてもらいたいちやほやされたい」というまどかの深層心理?あるいはTVに映っているのが異世界で死んだマミさんの一欠片だとしたらそのちやほや願望はマミさんの想いになるのかな?
などと、色々考えてしまいました。
深読みって楽しいね。

 

5話。

こういうのを公言するのは良くない。ん、だけども。まどかがどうしても好きになれない。「○○ない」ばかりの子に見えてしまう。不安なさやかを更に質問攻めにしたり、ほむらにさやかのことまで押し付けようとしたりするのは、優しさとは違うと思う。

さやかが上条君に「身体の調子は~」って聞いているところや、まどかに着いて行くと言われた後など、ところどころでさやかの目が移してもらえないんですよね。目は口ほどに物を言うとよく言うように、それを隠すということは後ろの何かをくみ取って欲しいということであるはず。上手い演出だなあと思いました。
冒頭のさやかがソウルジェムを受け取ろうとする時に少しずつ表情が決意に変わっていくのも凄かったなあ。見ているこちらとしては切なかったけれど。
ついでにふと思ったのが、足は治してあげられなかったのかなーということ。リハビリがどうこう言っていたので。急に全快させるのもおかしいのかな。

あとまどかが最終兵器になれる云々のテレパス会話で、さらに混乱してきた。テレパス会話は送りたい人を限定もできて、何でもかんでも駄々漏れにはならないよってことかい。ああ言うとさやかは止めると思うので、聞こえてはいないんだろうけど。

あと、新しくいらっしゃいました杏子さん。ワイルドガール。さやかの言い分も杏子の言い分も嫌いではないけど、極論だなあ。
今さらながら魔法少女ごとにマークが違うのを知りました。しかも爪に描いてあるのを知りました。遅い!

 

6話。

それでソウルジェムか。なるほど。確かに名前通りだ。QBの言うことも理に適っている。だから酷く精神的にグロテスク。人道に反する問題というのは答えが出ないから難しいね。
とりあえずこの回でようやくあからさまにQBがまどかに固執している理由がわかった。もうちょっと魔法生物ってのは可愛くてぬけててぽわぽわしているものだと思い込んでいた私が馬鹿だった。奴がラスボスだ。

説明を聞いて一番に思ったのが、マミさんはどうなの?ってことです。マミさんって確か首から上をバックンでしたよね。魔法少女フォームになっている時はソウルジェムってどこに位置しているのかな。胸元ならマミさんの魂は無事=死なないってことになると思うのだけど。
コスが解けたってことはやっぱり死亡?けどもソウルジェムさえ無事であれば身体は入れ物ってことでコンバートも可能なんじゃないのかな。どうなんだろうその辺。QBが身体とソウルジェムの接続取り次ぎをしているのならテレパスを受け取る脳が無くなれば魔法少女化は不可能=役立たず死亡ということなのかしら。

次の話で説明してくれるかなあ。マミさん復活があると未だに信じております。

そして1話の時からほんのりと感じていたのだけど、まどかママは良い女すぎる。聞いていて不覚にも泣きそうになった。素敵な方ね。
ほむらちゃんがさやかのこともちゃんと思ってくれているのが嬉しかった。それともまどかに頼まれたからなのかな。彼女は皆を助けたいのかまどかを助けたいのかいまいちわかりません。今後が楽しみ。
杏子ちゃんはヤンデレの素質がありそうでドキドキしています。なかなか過激だけど彼女の中で筋は通っているから安易に否定もしたくないんだよなあ。複雑です。

 

7話。

自分の身体と自分の魂が別々なら、どちらが私になるんだろう。さやかがそんなことを考えながら布団に包まっていたとするとすごく苦しくなりますね。
泣いちゃうさやかがすごく不憫で可愛くておかしくなっていくさやかがすごく不憫で怖くて、要はなんという鬱展開。

とりあえずまどかはほむらに愚痴っても仕方がないということを学んでほしい……。わかっているんだけどね、視聴者とシンクロさせて話に絡ませるにはそういう動かし方くらいしかないことくらいね。でも、全てをわかった上で受け止めてくれるほむらに甘えて今さらのことを投げつけるのは良くない、と、思うんだ……。

異世界でみんながシルエットだけになるのもこれまた良い演出。ちらりと見えた血涙が辛かった。
演出といえば杏子の「食うかい?」がここになってまた来ました。ほむらにポッキーを渡した時もそうだけど、あれは彼女なりの認めた証・仲間の証ですよね。それを断ってしまったさやかは、そして断られてしまった杏子は、これからずっと独りぼっちなのだろうと思うと再び涙が込み上げます。同じ道に流されてしまえば楽だったろうに。

杏子の生き方は穴だらけで、やっぱり許せない部分もあって、そこがさやかには耐え難かったのだろうけど、私としては自分のスタンスを絶対に揺らがせないあの生き様は素敵だと思うのです。さやかはとても綺麗なことを言っていて、常識として傾くべきはさやかの考え方なのだろうけど、不安定すぎるから。貫けない生き様を選ぶべきではない。

どんどん話が深くなっていきます。これからが楽しみでもあり、怖くもあり。

 

8話。

これもう子どもが見たら泣くと思う。プリキュアとかどれみとかそういう明るい魔法少女ものだと思っていた私ってほんと馬鹿。
浅学ながら意味を知らなかったのでググってみました。
incubator(インキュベーター):保育器・培養器。
ググった後に涙出ました怖すぎて。蜂の巣QBと共食いもそうですが、なんか今回は精神的・視覚的グロ多すぎやしませんか?

まずゾクゾクっとしたのは早口で詰め寄るさやか。急に世界がモノクロになるのも良い演出、というかこのアニメは色の使いどころが上手いな。演出面に関してはことあるごとに感心させられるわ。しっかしいつか崩れるだろうとは思っていましたが、まさかこうなるとは。
自分語りをしますと私が「誰かのため」という言葉を過剰に嫌うのは、その理由ってすぐに「誰かのせい」という結論になりがちだからなんですよね。奉仕することを選んだのは自分なのに奇妙な理不尽を抱いてしまうから、こういう理由は悪くて嫌いです。
本当にヒーローって報われないなあ。

今にして思うとマミさんマミさん言っていた二人だって結局は彼女を生き返らせる願いをしていないわけだし、まどかはさやかに言われたように同じ土俵に立っていないわけだし、そう考えるととてもエゴイスティックですね。ただ、状況としてそうならざるをえないのが仕方のないところ。命をかけて知り合ったばかりの先輩を助けるかと問われれば答えはもちろんノーです、私なら。ですから、さやかがまどかを怒鳴りつけたシーンは納得もできるし反論もしたい。本当に心中複雑です。

次に泣き崩れるほむらが印象的。必死になるほむら凄く凄く可愛かった。可愛すぎて不覚にも最愛キャラになりそうなくらいは可愛かった。画面飛び越えて抱きしめたかった。
そして走り去ったまどかが鬼畜すぎる。というかほむらはまどかを愛しすぎだろうと。

なんかなー、敵が魔女って時点で怪しい気はしていたんですよ。人型でないせいで少し淡い希望も抱いていたんですが、見事に当たって欲しくなかった方の予感が的中しました。あーあ……。

杏子がさやかを助けられるのかが次回で一番気になります。杏子がさやかを助けたがるのって自己投影もありそうで、これがまたこうたぎります。楽しみです。


9話。

杏子……。本当に杏子は潔かった。私は彼女の生き方が好きだ。
「独りぼっちは嫌だろ」って自分にも跳ね返ってきそうな言葉。戦闘中は涙全開でした。あそこでモノローグ入るのはずるい。正直、一番優しいのは杏子だと思います。
マミさんの時も思ったし、スタンドプレーのほむらも、表裏一体な杏子とさやかも見ていて思ったんですが、本当にヒーローって孤独ね。あらゆる人じゃなくてたった一人であっても、ヒーローになるには孤独でいるしかなくて寂しい。

ほむらが自分たちを「もちろん、人間ではない」と瞬時に断言したのも素晴らしかった。即答できる分」だけ彼女は諦めているんだろうと思うとこれまた苦しい。
QBも自分の思惑を押し隠そうとはしなくなりましたね。感情がないからいつも無表情なのか。しょっちゅうドアップになるから怖いなあとは思っていたのだけど。改めて言われるとぞくぞく感が増します。

今回の異世界はわかりやすくオーケストラでしたね。魔女さやかがハートの女王っぽかったのも気になります。やけになって気分としてはもう「首を跳ねておしまい!」な感じなのかしら。あと、落下した時に下半身が人魚だった。これはわかりやすい皮肉。魔女のデザインも凝ってるんだなあと思わされます。

上条君がさやかの奇跡も死も知らないんだと思うと、さらに無常感が湧きあがりますね。
これからまどかとほむらの二人っきり。結局どうなってしまうんだろう。意気消沈です。

 

10話。

どこの別世界に来たかと思った。

序盤→「おどおどしてるほむらちゃん可愛い!でも三つあみちょっと似合わない気がする。」
中盤→「まどかさんイケメンすぎる。ドジっ子ほむらちゃん可愛い」
終盤→「………………」
こんな感じの感想でした。

やっぱりまどかは鬼畜だ。そしてさやかは警戒心が強すぎる。と、いうよりさやかは一番女の子らしいのかもしれない。良い意味でも悪い意味でも。
ほむらは自分で考えて自分で頑張れる子だからかなり好き。何回もの繰り返しの中で何千回の歯がゆさを味わったんだな、と思うと本当に鬱展開。QBの残機が何体あるのか実に気になります。
マミさん出てきてテンションあがった矢先に死んだり狂っちゃったりして、なんかもうどういう顔をすればいいのかわからないの。笑えば良いと思うよ。

どんなに頑張ってもまどかには伝わらないんだよね。未来を知っているって残酷だ。
最後のOP(入れ替わりED?)を見て、つくづくOP詐欺だなあと思いました。ないじゃん!魔法少女のまどかがおちゃめなドジをする展開とかないじゃん!むしろなっちゃだめじゃん!マミまどさやかで皆一緒に魔法少女になって屋上でキャッキャウフフする展開ないじゃん!ことごとく鬱じゃん!

なんだかもう。もう。
せめてラストの3人にほむらと杏子が加わってくれたことが嬉しかったです。今後が怖いです。マジでQBがラスボスなのか……。

 

11話。

ほむらが健気過ぎてどうしたらいいのかわからない。どうしたらいいのかわからない。奇跡を起こすのが魔法少女なのになんで奇跡が起こってくれないんだろう。悲しい。

まどかママがほんっとうに良い女すぎて泣いた。あんな曖昧な言い方で、わかってくれる親はきっとめったにいないよ。子どもを自分の支配下に置かずに信じられる親ってのはそれだけでとても素敵だと思うんだ。でも。ママが送りだしたことを後悔する結果になるんじゃないかともうすでにどきどきしている。

ほむらがどんどん本音を出していくところがもう耐えられなくて、それでもほむらの頑張りは絶対に今のまどかにはわからないんだよね。「気持ち悪いよね」って台詞にぶわっときました。“普通は”、そうだね、気持ち悪いって言われちゃうよね。多分きっとやり直しの中で言われてしまったんだろうね。……ほむらちゃん好き。

なんかもう感想文までもが気持ち悪くなってきましたが連続視聴行ってきます。ラストのイラストがブリキさんでびっくりしました。


12話。

もう……
これは救いと言っていいのか。
語るのは野暮ですが、それでもどうしようもないというか。やるせない。大人の魔法少女アニメ、なんて言うと響きがアレですが。深いね。正しいだけじゃどうにもならないね。
あそこでOP曲は卑怯だ。泣くしかないじゃないか。ずるい。タオル何枚洗濯することになったと思ってやがる。

もう、なんか。なんか。言葉にするのはもったいないから留めておきます。本当に、本当にありがとうございました。はい。おしまい。