うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

アニメ「ブラック★ロックシューター」感想

「拳で一発語り合え。それで死んだら意味がない。」
例のごとく意味の無い前置きでございます。

 

 

さて。
ブラック★ロックシューターのアニメ(全8話)を視聴したので、感想です。
とりあえずはネタバレがない範囲で書きますね。

 


残念だなあと思ったのは、

 

・展開の説明不足
大事な設定を7話までほぼ説明なしで展開、さらにその話で回想が入るので、わかりづらかったです。考えるな察せ、という印象。5・6話辺りで切っちゃった方も居るのではないかなあ。ニコニコ動画の公式配信でのコメントに「なるほどわからん」が目立ったのも正直仕方無いんじゃないかと思います。

 

 


素敵だったと思ったのは、

 

・ハートフル(ボッコ)
可愛い子たちがことごとく病んだり落ち込んだり追い詰められたりするのは、見ていていやはや良い鬱展開でした。日常パートのキャラクター苛めっぷりはわかりやすく、かつ、視聴者を荒ませる、素晴らしいものだったと思います。カガリ可愛いよカガリ

 

ブラックロックシューターたちの戦闘シーン
いやああれは文句無くかっこよかった!ごつい武器を振りまわし、殴り合い蹴飛ばし合い、息もつかせない迫力です。ああいう格闘ゲームやりたい。
それぞれの異空間も独特でおしゃれ。あの世界を探検したいなあと思ってしまいました。

 

 


詳しくは追記より。

 

 

 

 

 


ネタバレ有り 注意!!

です。

 

 

 

 

とりあえず私自身が理解できているのか不安なので、おさらいがてらまとめや疑問を書きなぐりますねー。

 

 

・異空間
傷つく少女たちの精神世界。それぞれ異なる空間を持つ。思念体は互いの世界を行き来することが可能。カガリちゃんの世界がポップメルヘンで可愛い。
最後には一つの更地に統合する(みんなの心が繋がった!)。

 


・異空間のあの子たち
思念体。戦うだけの簡単なお仕事。怪我も痛みも即回復。リョナ要員。健全に腕がもげるのすごく良いと思う。
敗北すると現実世界の子たちの悩みが抹消される。感情はない(のかな?ストレングスが感情を持ったと特別扱いされていたため)。炎(情動の比喩?)で動く。デザインとしてはチャリオットちゃんが好き。

[疑問……?]
「彼女たちは傷ついた少女たちの代わりに戦う」みたいなことを確か言っていたと思うのですが。男の子は傷ついても無視かい!と突っ込みたくなりました。はい。コハッチ先輩が告白した男の子も、忘れられてかなり傷ついたと思うけどなー。

 


ブラックロックシューター
マトの思念体。青い子。暴走すると紫色の炎をまとう。しょっちゅう腕がもげる。軽リョナハァハァ。だが機械的に戦い続けるその姿に萌える憧れる。
マトが現実で喧嘩したり衝突したりした子の思念体と戦っていた(相手を救うため?)。暴走時は世界をぶっ壊そうとしていた。とにかく相手を倒して助けたい良い子(だと思っている)。

 


・ストレングス
ユウの思念体。感情があったり、現実のユウと入れ代われたり、ちょっと特別。

[疑問]
ヨミを助けるためにマトを異空間へ送り込んだ、まではわかる。けれども、なんでマトが戻ってこれないのかとか、彼女が消滅までする必要はあったのかとかは疑問。後者はまだ、ユウに逃げ場をなくして現実に目を向けさせようとしたのかなと思うのだけど、「しまった!」の台詞はいったい何だったのだろう。
ストレングスが飛びこんだあの穴は何だったんだ。自滅装置? にしても何故湧いて出た。 そしてあのルービックキューブ完成は何の意味があったんだ。あれが異空間統合の鍵なら、全異空間の頂点はストレングスの空間ということになってしまうのだけども。
このあたりさっぱりわからんです。馬鹿だよ知ってる。

 


・ユウ
いじめられっこ。と見せかけてのドS。回想でのさやちゃん苛めはエグかった。
一番の謎キャラクター。

[疑問]
なぜ異空間の子たちの存在に気づけたのか。どうして入れ代われるのか。年を取っていないのか。特に年齢に関して。ストレングス(inユウ)はマトと一緒に物を食べたり飲んだりしていたはずだから、精神が思念体と成り変わっていたとしても生理的欲求や反応はあると考えて、身体自体は成長するのが自然だと思うのだけど。
シンプルに謎でかつ解決されていない気がする。説明あったっけ…。見逃していたらすみません……。

 

 

とまあ、全体的にはこんな感じです!

 


あとは、そうだなあ。

 

ヤンデレ好きとしては、前半のカガリちゃんの独占具合はたまらん好きでしたね!!!マトをねちねち苛める辺りも凄かった。異空間でマカロンが出てくるのも、日常パートとの繋がりが見られてわくわくしました。
カガリが学校に通い始めてからも、あの女王様っぷりが全開だったのが嬉しくてたまらなかったですねー。あれで大人しくなっちゃったら残念だったから、相変わらずのままで良かったです。

 

ヨミがカガリと離れてからおかしくなってしまったのも、こう、どん底から光が見えたと思ったらさらに叩き落されたみたいな感じで、面白かったです。メンヘラに付きまとわれるとメンヘラ化すると聞いたことがありますが、それのヤンデレ化バージョンのようでした。
ハサミで髪の毛じゃきじゃきするところなんか鳥肌もの!もったいねえ!マトの絵が本格的に怖くなっちゃったときなんて夢に出るかと思いました!ぞっくぞくわっくわく!


ヨミが初めはヒロインポジだったのに、後半空気だったのが残念でなりません……。

 

 


私の脳内では、BRSとマト=ヒーロー、ヨミ=ヒロイン、カガリ俺の嫁、でした。