うそうさ〜第二号室〜

フリゲ!鬱展開!ヤンデレ!万歳

アニメ「ソードアート・オンライン」感想

「君の感情はプログラムの外側で発生しているはずだ」
愛と勇気と希望の前置き。


えー、今回はアニメ版「ソードアート・オンライン」の感想をつらつらと書きますね。
原作は未読、ゲームはそれなりにしますが、MMOのプレイ経験はありません。それでもシステムや世界設定、ルールはわかりやすかったです。ゲーム好きにはたまらない題材でした。MMOをやってたらもっと“あるある”と思える部分もあったのかも。


まず全体的に、表情が良いアニメだったなーと思います。
バトルシーンでよく見せる、キリトの鬼気迫る表情とか。アスナの照れ顔とか。各キャラの泣き顔とか。表情がはっきりしているぶん、感情移入もしやすかったです。

キリトとアスナ恋愛模様も良かったです。お互いがお互いを想って一直線なのが素敵。
アスナピンチになる→キリトが助けに来る
あるいは
キリトピンチになる→アスナが助けに来る
みたいな構図が多くて、ベタではありますが助け合い想い合いを感じられました。夫婦か!幸せになれ!

恋愛と言えば、キリトさんは女性陣落としまくりでしたね。しかしアスナがいるから、ときっぱり断っているのが好印象。とはいえ、妹ちゃんはわざわざ従妹にしなくても良かったんじゃないかと思っちゃいました。そこまでフラグ乱立しなくてもいいじゃないっすかーどこのギャルゲっすかー。

まあでも、それだけ惚れこむところもわからんでもないです。
キリトさん良いキャラしてますもんね!
とにかく強くて、きちんと心を痛めたり絶望したりする優しい心を持っていて、頭もそれなりに回る方で、黒くて、プライベートではマイペースほのぼの系で、愛妻家。良い、これは良い。
よく「俺TUEEEEEE状態」と言われているのを見ますが、その通り、そしてそれが良いと思います。だって弱くてうじうじするよりは、もう目標一直線にぶち抜けて駆け抜ける方が見ていて気持ち良いっす。あ、いや、確かに悩んだり絶望したりはしているのですけれども。こう、何もせずにうじうじするタイプじゃなくて、できることは総当たりでやってみせてから絶望してるから納得がいきます。うん。よくやった頑張った。

 

次、ストーリーに関して。


ゲーム開始時のログイン画面や、キャラ設定画面のシーンがあるのが嬉しかったです。世界に入り込みやすいと言えば良いのか、こう、まさにゲームを始める時のわくわくが感じられました。
色々なものを賭けて戦うわけですから、シリアスだったり暗かったりもするのですが(そして鬱展開萌えとしては絶望顔に大変萌えたのですが)。それだけで終わらずに、熱い展開や救いがあったのも良かったと思います。
バトルだってスリル満点で、その勢いと込められた想いについつい涙しちゃうところも多々ありました。バーサーカー状態のキリトさんかっこいいです。
世界設定がMMOではありますが、恋人を助けたり悪役を倒したりっていうストーリーの面でみると王道的ファンタジーと近しいところがあるかもしれません。

 

「ゲームをやっていると現実と混同する」

そういった風潮に最終話で触れられていたのも、考えさせられました。
MMOは特に対人ですから、混同しますよね。
ここからは自分の解釈になるのですが、モノローグでもあったように、その相手の人間性に関してはさして変わらないのだろうと思います。
といっても例えば、現実では優しいけどネットでは過激なことばかりする、って人もいるかもしれません。でも、それもやっぱりその人が現実で出しきれていない一面が出てきただけじゃないかなー、なんて。


なら、何を混同してはいけないのか?
キャラを殺すことです。命です。

最終話、キリトは流れる血に驚きました。そして、ゲームでやった拷問にも近しい殺戮を、リアルですることはありませんでした。
感情や、感動や、愛友情信じる心その他もろもろ、素面で言ったら恥ずかしいような曖昧なもの。
それらは、いえ、それらこそは、混同して良いものだと思います。
そういうこともこの作品が伝えたかったもののうちの一つにあるんじゃないかなー、とか。こんな感じで、余韻に浸りつつ色々考えちゃったりしました。

 


とにかく、
スリルたっぷりの王道派で、すっごく楽しめました!
ゲームが好きな人、MMOやってる人、ファンタジー好きな人、少年漫画展開に何だかんだで燃えちゃう人、リア充ニヤニヤをしちゃいたい人、広い層にウケが良いアニメだと思います。

 

 

ALOするならケットシーになりたーい
MMOをやってみたくなりました。