うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

アニメ「惡の華」感想

「不気味なら隠すもよし、認めてさらけ出すもよし」
あなたの華はどう飾りたいのか問う前置き。

 

えー、今回はアニメ「惡の華」の感想をつらつら書きますね。原作は未読です。
なんというかもう……すっごかったですね。
公式サイトの雰囲気も好みです。あのこじらせた感じが。


さて、いつもだと良い点悪い点を挙げていくところなんですが、この作品では特徴を挙げていこうと思います。

 

・ロストコープ

惡の華で初めてこの単語を知りました。ええと、実写をトレースしていて、とりあえずリアルっぽい作画だと思っておけばよいかと。おかげで背景はリアル、閉塞的な街の感じがたまりません。ロストコープは映画だとよく見かけるんですが、アニメだと私はあんまり見たこと無いので、新鮮でした。
全編を通して漂うただならぬ緊張感も、この手法のおかげなんでしょうね。1話から引き込まれました。

 

・クソムシ変態上級者向け

色々ととんでもない展開になります。
中二病+変態+ギャルゲ+痛々しさ+シリアス+罪悪感みたいな。うーん、伝わらないか。たぶん、ケロQの「素晴らしき日々」とか好きな方は好きなんじゃないかと思います。勝手ながら。

 

・OP惡の華

このOP、バージョンが4種類ありまして、このアレンジと歌詞がまたしっくりきます。PVもオススメです、もうすごく作品にぴったりはまってます。繋がり方がやばい……。
作品をしっかり味わって創られた曲なんだろーなーと思います。やっぱり春日バージョンがお気に入りです。

 

・独特の緊張感、世界観

ハマる人は絶対ハマるし、合わない人は裸足で逃げていきそうな強烈感がありました。まともに集中して見るとなんかあまりの緊張感に心臓がやられかけました。特に佐伯さんが絡んでから。おっそろしいです。

 

 

とまあ、こんな感じの、類を見ないアニメでした。
春日の夢で惡の華が飛びまわってるシーンは忘れられません。SAN値がマッハでやられかけました。

最終話の締め方はちょっと不満でしたが……もし続きに期待できるのなら、アリかなあ。
ともかく、ちょっと中二病をわずらっている方には是非見て頂きたいと思います。はい。