「許す、殴れ。」
それか腰を据えて話し合って欲しい前置き。
えー、今回はアカメミシンさんところのフリーゲーム「sai愛+愛」の感想をつらつら書きますね。
R-18の乙女向けノベルゲー、各エンドにつきエロが1回ずつある感じ。無理やり多めです。暴力描写もあります。かなり理不尽です。文体も癖があり、(笑)(汗)といった表記があります。
以上大丈夫なヤンデレ好きさんはプレイしてみると面白いんじゃないかなと。
うん。見事なマルチバッドエンドでした。
確かに軟禁嫉妬などなど病んでる要素は多くあったのですが、全体を通してみると病みよりエロ重視な印象でした。
NTRっぽい展開や3Pがあって実においしかったです。露骨ながらもえろさ際立つ。
個人的には、彼をヤンデレの枠に入れるべきかちょっと悩むかも。ヤンデレというか発情DV男……? でもヤンデレの定義がそもそも何……? 等々。作者さんがあとがきで「ヤンデレにしてはキチガイ度が足りない」とおっしゃっていましたが、そもそもヤンデレはキチガイって前提はひと悶着あるような
おいといて。
良いなあと思ったところ
・台詞枠などが細かく変わる
雰囲気に合っていて素敵でした。
・動きのテンポが良い
場面転換がぱっと変わってくれて自然なので、とても読みやすく、視覚的にも楽しかったです。
・ED確定してからのストーリーが濃厚
分岐してからのストーリーが長めなので、たった一つの選択肢でこうも人生が変わるのかという様を楽しめます。後日談が多めで満足。
・おまけのはっちゃけぶり
礼史さんの輝きっぷりが素敵でした。
惜しいなあと思ったところ
・音量調節ができない
・エロが漫画調
ごめんなさい擬音に吹きました。男性向けが好きな人にはむしろ嬉しいかもなので、あくまで私が合わなかったってことで。プレイ内容は好みなの多かったです。
・サブキャラの設定も話として見たかった
サブキャラの恋愛模様もどろどろしていたみたいなんですが、設定上でしか語られていないようで……せっかくなら見たかった!
とまあ、こんな感じで。
公式にあるようにMさん向けなノベルだと思います。
一貴さん情緒不安定可愛い。口調が荒くなるのがツボでした。