「人数多けりゃ毎日賑やか!」
ただし和やかとは限らない前置き。
えー、今回はAnkracheさんところのフリーゲーム「corral_girl」と「SIBLINGS OBLIGE」の感想をつらつら書きますね。
両作とも「quack*girl」のスピンオフ作品、短編でさくっと楽しめます。元の作品をやっていないとわからないところが多々あるかと。
ではさっそく個別で感想など。
ダイレクトには書いていないつもりですが、一応ネタバレ注意!
『corral_girl』
前作「quack*girl」の続編、というか、零れ話的なミニノベル&クイズゲームでした。それこそ30分もかからずにプレイできる、お手軽ボリュームです。でも、機能面やデザインはどれも手がかかっている作品です。
クイズの中にはけっこうコアな選択肢もあって、問題を見るだけでついふふっと笑ってしまうことも。
60%でクリア扱いなので、難易度は低めです。リカリンのぱんつについては揺るぎない自信を持って答えられました。自慢です。
ゲーム内でクリックすると必読や公式サイトに飛べる、あのいつものハイスペックシステムも搭載です。早めに終わるけど、全体的にスタイリッシュな一作でした。
眼鏡着脱システム、ありがとうございます!!!
『SIBLINGS OBLIGE』
こちらも「quack*girl」関連の短編ノベルゲーム。おまけや公式サイトでちらちらと見え隠れしていたごきょうだい&親戚一同のキャラがわかるようになります。
全体的にほのぼのとしていますがそこは寿々倉家、quack*girlにおける悲・暗なエンドを一手に担っていただけあって、ところどころにダークな面が滲みでています。いつものヒロイン様の今作ばかりは大人しめ、自重気味です。
起動画面のかっこよさも相変わらず、BGMの選曲もあいまってスタイリッシュ&クールな雰囲気です。まさかのオートセーブも搭載。一通りきょうだいに会うと見れるおまけ画面への行き方が好みです。
きょうだいの中でお気に入りなのは殊重さんとヒサメさん。あと、前々から気になっていた双子ちゃんにようやく会えて嬉しかったです! 各キャラのカットインもこれまた良いんだなあ。
なお、きちんとエンディングもあります。エンドロールを見るための道は恐怖まっしぐらです。うん、ラスボス……。けれどもあれは心が震えるので是非見て欲しい、クアックガール本編をもう一周やりたくなるエンディングでした。
キャラ萌えとしてもよりどりみどり、お話の補完もできて、まさにファン待望な感じの一作でした。
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