「さあ、変態決定戦だ、殺し合え」
異常性癖も命がけな前置き。
えー、今回はアニメ「断罪分離のクライムエッジ」の感想をつらつら書きますね。原作は未読です。
荒いところもあったけどなんだかんだで見てしまう、吸引力のあるアニメだったように思います。というわけで、以下に素敵だと思った点をば。
・溢れだす変態っぷり
しょっぱなから主人公が髪フェチをあらわにするというぶっ飛びっぷり。ことあるごとに頬を染めて髪に興奮する様はなんというか上級者です。
他にも、王道的な女王様やロリコンはもちろん、気絶フェチなどの希有なキャラにも出会えます。どこぞでは「変態のバーゲンセール」とかいう表現も見ました。いやあすごいね。
婦警さんが首絞められたり幼女が泣き叫んだりするシーンもあるので、リョナラーさんは必見ではないでしょうか。
・意外と厨二なバトル
殺人鬼の持ち物を受け継ぐ、といった設定があるので、バトルもちらほらやります。けっこう激しく動くので、見応えがありましたねー。エミリーとのバトル中の曲もなかなかかっこいいです。
厨二と罵られようと、やっぱり殺人鬼設定とか、わかっちゃいるけどわくわくするじゃないですか。見てて、いたたたたたたとなりつつも見てしまいました。
・シリアスな笑い
これは魅力と言い切って良いのかわかりませんが、うん、たぶん製作陣の意図とは違ったベクトルで面白いです。傷口をお風呂につける→血がとまらない!?、とか。ベッドに2人で転がってほのぼのしていたのに突如「断罪分離のクライムエッジ!」という厨二ワードを発するとか。うん、シュールで面白いです。
独特の演出が原因な気がしますねぇ。はまればはまるんだろうけど、何回も吹きましたw
・謎のえろさ
これがあるから急にシュールなギャグになるのかもしれませんが、いやー、この無理やりにでも入れこんでくる辺りに意地を感じますね。あとレーザー鉄壁防御ね。
とまあ、こんな感じで。
何やら勢いで最後まで見てしまったアニメでした。変態ってすごい。
正直、締めはあんまりすっきりしないというか、伏線を残して謎は謎のままで続きは原作で!って感じでした。なんとなく予想してた通りかなー。
なんだかんだで、最後まで通常運転(変態)だったのでもう本人が幸せならいいんだと思います。
あのダイジェストには笑いましたけどもw
案の定、好きなキャラはCV石田こと正義さんでした。
ルルブ×婦警さんの薄い本ないかなー、なんて。