「漁夫の狐が大笑い」
させてなるものかな前置き。
えー、今回は児戯ズム さんと ゆうあかり さんところのフリーゲーム「狗に念仏 猫に経」の感想をつらつら書きますね。
公式の紹介に「メインはヤンデレEDです」とあるように、何かと危ない人が出てくる素敵な作品です。中華風なノベルゲーはあまりやったことがなかったので、雰囲気も新鮮でした。
マオ先生が食いしん坊な関係もあって美味しそうなご飯の描写がいっぱいですので、ダイエット中の人はご注意を……なーんて。
さてでは、既プレイ前提で、ネタバレほのめかしつつ色々と。
キャラクター
・スーちゃん
死亡フラグを回避できる程度の能力。
もう、たまらん健気で純粋無垢な子です。扶養者な立場をしっかり弁えつつ、な辺りも好感が持てますねぇ。こういう子は溺愛したくなります、はい。
・マオ先生
一番お気に入りな方です!
まず黒髪金目ってところがツボでして。そんでもってあの荒っぽい口調なのに一人称「私」っていうのがまた好みでして。
普段の態度を見てると、すぐ激情したりしそうに思えましたが、やはりそこは先生ですね。ある程度怒ったりはするにしても、どこまでも余裕を崩さずな態度がまたかっこいいです。
・ゴウくん
見た目と中身のギャップに驚いた人です。てっきり策士キャラかと思いきや……猪突猛進というか、まさにわんこ系でした。愛でたい。
なぜかゴウくんはてっきり二十代前半くらいだと思い込んでいました。マオ先生が小柄なのもあってかなあ。
・フーさん
全ての元凶がここに。いいぞもっとやれ。
彼の白々しさにははっと乾いた笑いが漏れますです……。あの愉悦部な考え方もなんというか、もう根底からこういう人なんだなあとしみじみしました。
マオ先生とゴウくんの対比や、各層の身分設定など、色んな“差”が面白いゲームだなーと思いました。鬱展開好きとしては最下層の方にスポットを当てた展開も見てみたいところですねぇ。
本屋さんやご飯屋さんの名称も独特で、イベント等もあって、しっかりした世界観にどっぷり浸りこみました。
攻略情報も公式にあるので、難易度も低めで助かりました。
個人的お気に入りはED5です。依存うふふ。
ED3がけっこうてこずったんですが、どうもゴウくんをストーカーしすぎてたせいだったようです。お困りの方は、ちょこっと先生にも構ってみると良いかと。
とまあ、こんな感じで。
ヤンデレ好きさんや、中華ものが好きな方はプレイをオススメします。
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