うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

フリーゲーム「常夜灯の向こう側」感想

「お決まりの料理に特別なスパイスを」
大成功or大失敗な前置き。

 

えー、今回は、ゆうあかりさんところのフリーゲーム「常夜灯の向こう側」の感想をつらつら書きますね。


例のごとくヤンデレ要素ありの乙女ゲーです。とはいえ、同作者様の作品の中ではやや明るめで、少なくともヒロインが絶望することはないです。守られた、この笑顔。


というわけで、さっそくキャラごとの感想を書きますね。

 

 

ややネタバレ気味なのでご注意を。

 

 

・ヒロイン
性善説な敬語キャラ、ってのはこの作者さんのゲームでおなじみですが、今回は芯の強いところにぐっとくるシーンが多かったですねぇ。今までのパターンだと目からハイライトが消えそうになる状況でも、腹を括って笑顔でいられる辺りがさすが、強い。

 

・紫月
厳格、に見えてちょろ甘系のキャラでした。立ち場もあってか、嫉妬はしても攻撃はしない珍しいタイプでしたねぇ。藍視点ではすごく人間的で親しみやすかったんですが、やっぱり他の人間に対しては神様の威厳ばりばりな近づきにくい方なのかなー、なんて。

 

・紺
赤いきつねならぬ黒いきつねさん。意外にもわんこキャラでした。
某エンドではすんなりと身を引いて下さったので、後ろから刺してきたりするんじゃないかとひやひやしてしまいました。そんなことはなかった。誤解してごめんなこんちゃん……。

 

・雪名
今作のラスボス枠。だろうなとは思っていました。
ヒロインの肝っ玉が座っているので、相対的に彼が可愛く見えてしまう不思議。やってることは全然可愛らしいで済まされないんですけどねw でも一度攻略してしまうと、とたんに弱く見えてしまうと言うか、エンドの流れもあって仕方のない困った人ってくらいに落ち着きました。

 

 

お気に入りエンドは6。ヒロインの気持ちが想像以上に包容力で溢れていて、展開としては危ういのにどこか安心できるような絶妙な雰囲気を楽しめました。どのエンドでも、ヒロインが攻略対象を好きって気持ちが明示されていたのがまたなんともたまらん……。


ヤンデレもしっかり味わえて楽しい一作でした。

 

 

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shiki3.hatenablog.com

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