うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

フリーゲーム「消えたライジング・パープル」感想

「笑われ迷探偵か嫌われ名探偵か」
なんとか真実に辿りつきたい前置き。

 

えー、今回はStudioF#さんところのフリーゲーム消えたライジング・パープル」の感想をつらつら書きますね。以前に感想を書いた「シュガードロップ・ブレイクアウト」のスピンオフ作品です。本編と違って、内容は明るめ、プレイも探索さえわかれば1時間かからない程度の短編です。

 

 

ちょっと頭をひねるミッションパート

 

宝石が消えた謎を解き明かすのがこのゲームの趣旨です。この謎というのが凝っていまして、私もプレイしながら姫と一緒にうーんと頭をひねってしまいました。とはいっても、困ったらジェラルドが誘導してくれることもありますし、そこまで苦労することはない、かな。
探索も、警告されたところさえさければ全部総当たりした後に姫のお部屋に行けばなんとかなるかと思います。かく言う私は2度ほどエリンに強制送還されてしまいましたがw
謎が解けた後の展開はなるほどすっきり、犯人の人となりもわかってほっこりできる、ファンに嬉しいものでした。

 


保護者達のやきもきが見てとれるSS

 

ストーリーを進めていくと、「覗く」で読めるSSが増えていきます。姫が怪盗探偵さんをしている間に保護者達が何をしていたのか、彼らの動向がちょっとずつわかっていきます。ちょっとした過去編もあって、小分けにしてはあるものの読み応えがありました。子どもの思惑をわかっていつつ、見守ってくれる大人ってのはいいものですねぇ。私もそうありたいなあなどと。とにかく、ほのぼの癒されました。

 

 

まあ、ただ、本編が丁寧な作りだったのもあって、どうしても比較してしまうんですが、やっぱり音量調節機能は欲しかったかなーと思います。

逆に言えば不満点はそのくらいで、綺麗にまとまっている一作でした。

 

「シュガードロップ・ブレイクアウト」がお好きな方はこちらも是非プレイして見て下さい。

 

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