「今日の主役のためなら影で振り回されようと構わないのさ」
大騒ぎの健気な前置き。
えー、今回はStudio F#さんところのフリーゲーム「姫君のトアル一日」の感想をつらつらと書きますね。
以前に感想を書きました、「シュガードロップ・ブレイクアウト」のスピンアウト作品です。ネタバレがあるので、先にそちらをプレイしてから始めるのが良いと思います。
前の暗い展開や重い描写は全くといっていいほどなく、明るくほのぼのとしたお話になっています。相変わらずお父様はアレですが…w
シュガードロップの方で生まれてしまったキャラとの溝などを埋めるようなストーリーもあって、ちょっと安心しました。良い補完話です。
システム面も、元のオリジナル要素が強かったのと対照的に、基本的なものになっています。例えば、スチルの上に文章を表示というシステムもなくなって、よく見られるノベルゲームの形態になっています。なので、立ち絵を見るのはこれが初めて。新鮮です。
ジェラルドとエリンは並ぶと本当、師弟というよりミニバージョンのようですねぇ。もちろん細かいところは違いますけれども。剣らしくないと言われてしまうジェラルドですが、その方が彼らしくって好きだなーと思っちゃいます。
相変わらず、なぜか既読スキップが効かなくなったり自動読み進めが効かなくなったりはしますが……まあ、気にしない気にしない。
プレイ中は何度も何度もお父様エンドになってしまって、なんというか執念を感じましたw
いやまあ私の選択肢が全面的に悪いんですけども、なんだか面白かったです。
長編ストーリーはキャラクターに愛着がわくので、こうやってスピンアウト作品がプレイできるのは嬉しいですねぇ。
前作プレイ済みの方は、是非プレイしてみて下さい!
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