「かといってそっちに行ったら困るくせに」
中途半端な前置き。
えー、今回は、offoffoさんところのフリーゲーム「シュクレのとなり」の感想をつらつらと書きますね。一部レビューちっくかも。
攻略対象がオネエ口調という、あまり見ないタイプの恋愛ノベル。あくまで口調だけ、ってところがポイントですね。
攻略対象の属性を除けば、全体的に王道ちっくな展開で、ベストエンドも微笑ましいです。だもんで、「なんで15禁なのかな?」と思っていたのですが……バッドエンドに行って、なるほど納得でした。
見どころはやっぱり綺麗な立ち絵とスチルでしょうか。相変わらず綺麗なこと! 見惚れます。一番のお気に入りは背後注意なあれです。はい。不穏なものが好きなんです。一歩間違えたら壊れてしまう関係というのは、萌えますね。
シナリオの面は、ちょっと物足りないところもありました。恐怖症にしてはエピソードが弱すぎるかな、とか。あ、でも、伏線って言うのは、貧血と給食かな? これは面白かったです!
それと、先生の立ち位置ですねぇ。行動理由はわかったんですが、その描写がベストエンドの後に来てしまっているのが惜しいなあと思います。あのせいで先生へのヘイトが溜まって、少しもやもやとしてしまいました。
とはいえ勿論萌えたところもたくさんあって、特に、オネエだからこそ近づけるみたいな独特の距離感にはとってもドキドキしました!
オネエ萌えの方や、言うに言えない想いみたいなのにときめく方は、一度プレイしてみると良いかと。さらっとプレイできるのも魅力の一つでした。
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