「頭から足先まで美味しく頂けます」
文字通りの意味な前置き。
えー、今回はこんメリさんところのフリーゲーム「Cake Make!」の感想をつらつら書きますね。
ウディタ製の短編RPG。ほのぼのな雰囲気で、公式サイトに攻略があるおかげで難易度も易しめです。
見どころはとにかく、
こだわりの甘々なドット絵!
これです!
パティシエがお菓子の国を冒険する、ということで、このお菓子っぷりにかけた情熱がはんぱないです。ゲーム内のどこを見てもどの要素もお菓子スイーツ甘党お菓子、これがもうたまらん美味しそうで! メルヘンな雰囲気に癒されまくりです!
スプーン型だったりクレープだったりのマップ面は勿論のこと、アイテムやスキルもお菓子まみれです。どこをとってもお菓子、この一貫したお菓子っぷりには惚れぼれします。
敵キャラもお菓子の擬人化っぽい感じで、どの子も可愛くてどうしようかと思いました。しまいにはマッチョなコックさんまで可愛く見える。どの子も捨てがたいですが、個人的には双子さんがお気に入りですねぇ。あいつを狙え、にはけっこう苦しめられましたけどw
服屋さんで衣装チェンジもできて、視覚的に飽きることのないゲームでした! ちなみにうちのケイキくんはずっと頭に乗せて移動していました。かーわーいーいー!
セーブにアイテム、良心的システム
といっても見どころはグラフィックだけではありません。
どこでもセーブやマップ間のショートカットなど、システム面でもストレスが無くやりやすいゲームでした。気が向いた時に中断できるって凄く大事だと思うんだ……!
ダンジョンの途中にお店があったりして、アイテム補給も困らず、さくさく進められましたねー。といっても私、缶コーヒー10個くらいしかアイテム使わなかったんですけども。エリクサー取っておきたい系の性分です故……。
「相談」でキャラの掛け合いが聞けたり、小目標がわかったりしたのも良かったですねー。ちょっと時間を開けてプレイしていたので、色々とヒント貰えて助かりました。
敵とのエンカウントが多すぎ、という意見も目にしましたが、それこそクレープのところで書かれていたみたいにほどほどに逃げればちょうどよい感じでしたし、自分は気にならなかったかな? むしろ色んなドット絵を見られて嬉しかったです♪
用語やキャラ会話のこだわり
お金の単位が「グラム」だったり、「敵を倒した」ではなく「食べつくした!」だったり。よくあるRPG用語が、お菓子の国らしく言いかえられていて、こだわりを感じました。
イベントが進むと、街の人達の会話も変わってくれるので、探索が楽しかったですねー。ヤンデレ気味の妖精さんにはどうしようかと思いましたw
こういう細かいところが、世界観って言うのを作っていくのかなーとぼんやり思うなど。やっぱりゲームは凝っててナンボな気がします。
ちなみに、何レベでクリアできたか聞いてくるお兄さん。私は逃げまくっていたのもあって、あの人よりだいたい1・2レベル低めでクリアしてました。どやぁ。ま、まあ、4人目よりレベルが7くらい下という面白い自体になりもしましたけどねw
戦闘も、エンターキー押しっぱなしで高速化できるので、さくさくできて楽でした。何よりキャラ可愛いし!
甘かったりしょっぱかったりなストーリー
ストーリー自体はわりと簡潔で、あっさりな味わいだなあと思っていたのですが。いやあ、トゥルーのエンディングで思いっきりやられました。自分の考えが甘かった。甘いだけに。うんごめんなさい。
まさかだってそんな、意外な展開で、すっごくあったかい気持ちになりました。ちょっと切ないけどね。ケイキのその後を、がんばれー!と応援したくなります。
とまあ、こんな感じで。
エンド、システム、グラフィック、どれもかーなーりハイレベルの作品でした!! お菓子やメルヘン、数時間でクリアできるRPG、などなどに惹かれる方は、迷いなくプレイしてみるのをオススメします。
プレイ中にお腹がすいちゃうのはご愛嬌ですねw