「寂しい時は、お傍に」
とても安心できる前置き。
えー、今回は晴れ時々グラタンさんのところのフリーゲーム「おとぎ話屋」の感想をつらつらと書きますね。
ジャンルは童話風ノベル、選択肢はありますが、バッドになったらやり直しができる良心的システム付きです。
コーニッシュコルコニーという名前の女の子と、殺し屋の男の人、それからガラクタたちのお話。
短めで、でも、強烈に印象づけられるお話でした。月並みな表現になりますが、とっても優しいお話だなあと思います。シリアスで辛い展開を乗り越えてやっと迎えたハッピーエンドでは思わず泣いてしまいました。
「――さあ、おとぎ話にふさわしい選択を。」
この謳い文句もおしゃれだなあと思います。言われてどきっとしました。ところどころの童話らしい言い回しがまた魅力的です。
ちなみに、2週目だと選択肢が増えます。
紹介ページではおまけ要素、とのことでしたが。とんでもない、これは見なきゃ損ってやつです。プレイ中に思っていたことをガラクタさんが代弁してくれてちょっと嬉しかったりw
綺麗な一枚絵もあるので、是非ご覧ください。おまけエンドを迎えると、起動した時の画面に少し変化が起こりますので、そちらもお見逃しなく。
サーカス、不器用な人間関係、童話、切なくあったかい、純粋辺りが反応ワードかな。
それほど時間もかからない短編なので、ちょっとでも興味持たれた方がいらっしゃいましたら、是非是非プレイしてみてください!
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