うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

フリーゲーム「ジンロウコウル」感想

「汝、隣人を疑え」

どいつもこいつも怪しい前置き。

 

 

えー、今回は、魚心あれば下心さんところのフリーゲームジンロウコウル」の感想をつらつら書きますね。

タイトルにあるように、「汝は人狼なりや?」のオマージュ作品です。

といってもこちらから会話しにいくことで投票を進めるので、感覚はけっこう違うかも。議論も役職等も無いので、人狼を知らない方も気軽に楽しめるかと思います。

 

 

 

特徴としては、

 

会話ポイントで本性を暴く

村人に話しかけられる回数は決まっています。で、プレイする前はてっきり自力で犯人を推理していくゲームだと思っていたんですが……むしろ展開はサスペンスに近いかも。決まった相手と会話してイベント進行の具合でエンドが分かれるという展開でした。

そもそも、怪しい人がOPの時点でけっこうわかるという、ね。

といってもそれが悪いわけではなくて、イベントの中で暴かれるキャラクターの本性にギャップがあって面白かったです。黒服の男がお気に入り。

 

 

繰り返ししやすいマルチエンディング方式

エンディングは全部で7つ。二回目からはOPをすっ飛ばして、しかも三週目以降は会話ポイントが増えてよりクリアしやすくなります。

各種フラグへのヒントがちょっと少なめではありますが……非公式の攻略サイトさんもあるので困りはしないかなあと。私は作者さん曰く一番出しにくいらしいED3に初回で到達しました。あれー?

トゥルーっぽいエンドだけもやもやした終わり方でしたが、まあある意味救いがあるってことでいいのかしらん。

 

 

 

 

気になったのはマップが広すぎるところ。

村、というからにはそれほど広くなくてもいいかなあと思いますし、一周がさくっと終わるゲームなので、マップもコンパクトだともうちょっとやりやすかったかなと。

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

疑心暗鬼や、狂気っぽい展開がお好きな方は楽しめるかと思います。