うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

フリーゲーム「3つ数えて落ちる恋」感想

「そう彼らは同じ手芸店で働く敏腕ぬいぐるみ師」

人形師ではなくぬいぐるみ師なところを推したい前置き。

 

 

えー、今回はTEA PA. ゲーム館 さんところのフリーゲーム3つ数えて落ちる恋」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

 

頭を使いながら軽く乙女ゲーも楽しめるパズルゲーム。

この手のジャンルは「マッチ3ゲーム」って言うんですね! 好きだなあと思いつつ呼び方を知らなかった……。他ゲーで言えば「ズーキーパー」「愛と勇気とかしわもち」タイプです。

 

 

 

というわけで特徴的な点など。

 

 

パズル中も応援してくれるフルボイス

 

攻略対象、もとい一緒にパズルを楽しめるキャラクターは3人。全員がボイス付きのかなり豪華な仕様になっています。3人目に解放されるキャラの話し方が好き。

顔の良いキャラを見つめつつ、良い声のボイスを聞きながら進めるパズルは不思議と捗るものですね。

さりげないところだと初期音量が半分で設定されているところもありがたかったです。初期音量MAXのゲームって初回起動持に耳が痛くなる時があるので……。あ、ただ、BGMとボイスの音量が連動している?らしく、BGMを下げるとボイスも下がる形になっていたところは気になりました。

 

 

さくっとパズルに入れる最低限のシナリオ

 

個人的に、パズルは黙々進めていきたいタイプなので、シナリオは最低限プロローグとエピローグのみという構成も肌に合いました。

あくまでお話だけを見るなら、ボタンを持っていた理由に肉付けが欲しいところかも。でも、パズルを重視していると考えれば十分、よい具合に味付け部分で留まってくれていたなーと思います。それにタイトル回収の仕方は好き。

 

 

詰み知らずの緻密なパズル

 

そして最も語りたいのがここ! このゲーム、詰まないんですよ!

いや画面いっぱいに消せるボタンが積まれてはいるんですけどそうではなくて。私、この手のパズルゲームって進行不可になってリセットが起こったりゲームオーバーになったりする印象が強かったんですよね。だから、本作は画面内に障害物が複数出てくる最終ステージにおいても一切詰まず延々とプレイし続けられるところに感動しました! すごいなあ、どうやってるんだろう。そもそもノベルゲのシステム?でパズルを組めるというのがもう凄いですよね。

 

 

ぱっと見てピンとくるデザイン

 

本作は操作説明が全てreadmeに集約されており、ゲーム中では最低限のクリア条件のみが開示されるだけとなっています。が、それでもなんとなく感覚でわかるような設計です。コイン回収の条件はちょっとだけわかりづらかったけど、そこも説明を見ればわかりますし。

消すたびに伸びていく画面下のリボンとか、コインを集めたら増えていくピン止めとか、見てわかるデザインがしっかりしているうえ、女の子らしい可愛い雰囲気があって素敵でした。

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

さくっとプレイできて、乙女なときめきも欲しい、そんなパズルゲーにピンと来たなら是非。このジャンル増えて欲しいですね~。