うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

フリーゲーム「ロンドリア物語2」感想

「世界を救え! でもその前にご飯たべよう!!」

ピクニック気分が平和の鍵な前置き。

 

 

 

えー、今回はひーりんまるはうす.さんところのフリーゲーム「ロンドリア物語2」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

www.freem.ne.jp

 

クリアまで20時間くらい、ギャグでライトなSRPG。もちろん無印と話は繋がっているので既プレイ推奨。変更点はあれど、変わらぬとっつきやすさで楽しめる逸品です。

 

過去作感想記事↓

フリーゲーム「ロンドリア物語」感想

フリーゲーム「ロンドリア物語~外伝~」感想

 

 

 

というわけで、良かった点など。

 

 

さくっと盛り上げさっと次へ行くストーリー

 

ポップにギャグでテンポの良いストーリーは前作と同様。とにかくさくさく攻略していきたい派の方にはありがたい仕様です。

このシリーズ、小難しい用語もなく手を付けやすいのがやっぱりいいですよね~……! ゲームとしてのボリューム自体はしっかり分厚いんですが、根底の明るさのおかげで気楽にプレイできました。

もちろん、「王子、死ぬなよ」も健在ですよ!

自分の中ではSRPGというとまだまだ大粒で重厚なイメージが根強いので、こういう明るくライトな作品が有名作として存在してくれてるのはジャンル自体の幅の広がりとしても良いなあと感じます。

 

 

 

事前にわかる支援効果

 

さて、前作では事前に決まっていた支援関係ですが、今作では大手商業SRPGのように自分で発生させることができるようになりました。条件も単純で、ただ一緒に出撃させるだけ。しかもそのおかげで、キャラ同士の支援会話が読めるようになりました! やったー!!

 

まずありがたいのは、事前に支援が誰と起こるかわかるところですね。私はなるべく多くの支援を全力で回収したい派なので、めちゃくちゃ助かりました~……! 格納場所はおまけページなので、ネタバレが嫌な方も避けられます。

自分の場合、何故か起用する気の全くなかったノルドゥラとカーラルドが支援相手の関係で常に出ずっぱりでした。こういう意外な出撃枠が増えるのも、支援の醍醐味かも。

 

さらにはなんと、なんと、支援会話の見返し機能付き!!! 私みたいなキャラ重視のプレイヤーにはめちゃくちゃとてもかなりすごく、ありがたい機能でした!! 実装感謝~……!

一回の会話自体は数行のやり取りで、基本的にはほのぼの仲良くなる流れがほとんど。こういったちょっとした会話のおかげでキャラへの愛着がわくってもんですよね!

 

 

 

スペースキーでちょっと嬉しい立ち絵

 

ガッツリBIGサイズな立ち絵も勿論健在。しかも豪華なのは、前作既出のキャラでも新規絵が楽しめること! こういうので新しく立ち絵を描き直すのって、めちゃくちゃ大変なんじゃないかという想いがあるわけですよ……。そのうえ被弾絵も実装済。ちょっとした差分や顔グラも合わせたら多分イラストの総数はものすごいことになるんじゃないかなー、なんて。

そして何より、ファンとして嬉しいのが、前作の立ち絵に切り替えることもできるところです!! これ、ほんとさりげなくめちゃくちゃ嬉しい! 特にロンドは無印での立ち絵がすっご~~~くお気に入りだったので嬉しかったです。気分によって切り替えるのもいいかも。

 

特にこのゲームはキャラゲーな側面も強いですし、SRPGでどのキャラを起用するかってわりと顔で決めることが多いので、グラフィックに力が入ってるのは良点だなーと思います。当軍のオスヴィンなんて腹筋でスタメン入り決定したもんね。

 

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

カラッと楽しめる、シリーズの良いところをしっかり今回も受け継いでくれた良続編でした!

 

追記では自軍紹介など。

 

同作者様の他フリーゲーム感想記事↓

フリーゲーム「ロンドリア物語」感想

フリーゲーム「ロンドリア物語~外伝~」感想

 

 

 

 

 

自軍紹介もとい一言コメント~!

ステータスアップの仕様をランダムにしていたので、参考にはしづらいやもしれません。あくまでこんなパーティもいたんだなーって感じでどうぞ!

 

 

・ロンド

使用回数無限のロリティオンを失った時は本当にどうしようかと!! ただあのイベントのおかげで、普段は倉庫で眠りがちなシャムシールやエストックを勢いよく使えたのは楽しかったです。

 

・リア

かーなーりステータスがヘタれました。スキルがないのでステータスがダメになると挽回がきかなくなるのが難しいところ……。でも専用武器が強いのと、基本は追撃取れるので、最低限の動きはしてくれたと思います。

 

・ヴェイク

序盤はかなり頼りなく、クラスチェンジするとめっちゃ強くなるという、前作と全く同じ使用感でした。壁もできるのはありがたい。

 

・ナンナ

必殺の鬼。職業のおかげで間接攻撃できるのはやっぱ強いですね~! ヴェイクやオリバーの後ろからひたすらダガーぶん投げてました。もはやダーツ選手。関係ないけど今作の被弾絵はイカ腹感があって好きです。

 

・オリバー

いや~、めちゃくちゃ弱くなってしまった! 無印でよく育ってくれていたイメージもあるかもしれませんが、うっかり気を抜くとゴリっと削れてやられてしまう感じでした。壁にできないのがきつかった……。

 

・レイン

相変わらずいやもうチートかってくらいに強いのなんの。固有スキルの連続攻撃がえぐいヤバイ。防御もかなり高めに育ったので、単騎で前線に放り込んでもぴんぴんしてました。弓兵!?

 

・キーラ

固有スキルが強いパート2。防御が弱いとされるペガサス職にマルチスケイルはあまりにも強い。特攻防止のアイテムを渡しておけばもう天下無双でした。

 

・ルト

無印だとかなり頼れる印象ですが、こちらもヘタレてしまった感じ。剣装備で追撃取れないのはなかなか! でも、自軍が剣使いばかりだったので斧も使えるようになってくれたのは助かりました。何よりラヴェインとの支援が好きだったので満足。

 

・ラヴェイン

枠が空いたので既存キャラと支援できそうなキャラを……と思って採用。すると思いのほかものすごい安定感があって驚かされました。斧でドバドバ連撃するわ壁にもなれるわそこそこ避けるわ。素晴らしい。被弾絵が一番好きなキャラでもあります。

 

・シェイズ

枠が空いたので支援目的パート2。いや~こういうキャラ属性でゴリ押す感じ大好きです。逆に性能的には愛がないと育てられなかったかもしれない……。

立ち絵の雄みが意外と凄いのもありがたいです! かっこいい!

 

・マロン

キャラデザの魅力が強いんだこれが!! そのうえ中身はひらがな喋りの無知シチュ天然っこ、そりゃ育てますよって。杖振ってばかりだったので光武器を使う機会はなかったですが、いざという時は高火力も出せる、色んな意味で強キャラでした。

 

・オスヴィン

立ち絵で選んだ筆頭キャラ。魔導士であの腹筋はずるいでしょ! クラスチェンジを早期にしたのでかなり弱くなりましたが、愛があるのでオールオッケ―。命中率も常に70%台でしたが、そこは必中スキルで補えてよかったです。

 

・アシュリー

闇属性ボクっ娘とか入れるしかないでしょうよ! やっぱり杖を振らせてばかりだったものの、火力もスピードも申し分なく、太鼓判を押してオススメできる子でした。

 

・ノルドゥラ

枠が空いたので支援目的パート3。頭でっかちのいけ好かない系キャラかと思いきや、かなり理性的だしツッコミもできるしで優秀でした。絵柄?が他キャラとずいぶん違うように見えたのも、育てるきっかけだったかも。アシュリーと比べると性能で見劣りはするものの、なんだ、単純に好きです。

 

 

 

主に使ってたのはこんな感じかな?

 

 

 

おまけ

 

最後にちょっとだけ支援会話について。

結構私は固定CP厨なところがあるので、展開によっては嫌いになっちゃうキャラが出てきたり、そもそもこのキャラとこのキャラが会話するの自体見たくないとかいうワガママが起こってしまったりしがちなんですが……。

本作は出撃=支援の進行になるので見たくないキャラは使わなければOKという仕様なのが、すごく心の平穏に繋がりました……!  

誰かを傷つけることもなくこちらのワガママを通させて頂けるシステム、誠に感謝~……!

 

 

 

そんなわけで、あちこちあらゆる面でとてもプレイヤーに対して親切な作品でした!