うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

フリーゲーム「ホシワリ×ヨイザナイ」感想

「よわよわでもぐうたらでもカワイイんならそれは正義!」

もちろんカワイイだけで終わらないように頑張りますよな前置き。

 

 

 

えー、今回はpsycho02さんところのフリーゲーム「ホシワリ×ヨイザナイ」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

www.freem.ne.jp

 

ルート分岐有、元気いっぱいショタいっぱいの短編RPG。ボスラッシュだけどゆるいフィールド探索はあり、謎解きはなし。

 

 

というわけで、良かった点など。

 

 

キラキラできゅるるんなハイセンスグラフィック

 

「しいたけ目が好きな民、プレイしろーーッ!!」

そう言いたくなってしまった本作。

しいたけ目に限らずなんですが、ハイライトの描き方がどの子も違っててすごくかわいいんですよ~! まさに「星」で「魔法」なキラキラかわいいグラフィックが多くてとってもかわいかったです! どのキャラもデザインセンスが天井突破していて眼福でした~!

 

けっこうどの子も装飾や色使いなどかなり緻密?要素が多い?と思っているのですが、それでも視線があちこちいかずすんなりと見れるんですよねえ。これは戦闘画面や、カットインのデザインでも感じます。

ボスラッシュなので敵のグラフィックがババンと大映しで見れるのも嬉しいところ。

 

しかも登場人物のほとんどがショタ! 好きな方はそれこそヨダレが垂れるレベルで嬉しいはず。

 

 

 

いつでもどこでもよく喋るキャラクター

 

掛け合い重視と記載のある通り、キャラのセリフがかなり多めです。メインストーリーとしての会話もさることながら、戦闘中やマップを歩いている最中でも会話があちこちに発生したのは驚きました。

画面の邪魔にならない位置でぱっと表示されるのも、スマートかつオシャレでいいなーと感じます。

ただ、ごく一部のシーンででマップ名表示と会話文が思い切り被ってたのはもったいなかったかなー、なんて。でもちょっとした一・二文ですし、読もうと思えば読めるレベルなのでご安心を。

特にバトルでは、スキルを使う時に反応してもらえるのがなんだか親しく思ってもらえてる感じがして嬉しかったですし。ボスの行動に攻略ヒントがもらえるのも実用的で助かりました。

 

 

 

実はこっそり隠し要素

 

途中まではアドベンチャーに近いプレイ心地だなーと感じていたのですが。隠しボスの存在や、戦闘結果による物語のルート分岐などを考えると、やっぱりRPGだなーと感じました。

戦闘でもバフデバフがかなり重きを占めています。しっかりスキルを使って戦おうという方針が強調されていてGOOD。

道具屋などがない代わりに、スキルやアイテムは探索(NPCとの会話)で入手できます。背景に紛れて見逃がしてしまう方もいそうな気はしますが、一応オブジェクトはしっかり用意してくれているので、RPG慣れしている方はしっかりキャッチできるかと。

しかも公式に攻略が用意されている親切設計です。

 

 

 

シンプルにスリム化されたシステム

 

本作の一番の特徴でありパワフルなポイントはずばり、

ときめき☆パワーアップシステム!!

レベルの概念がない代わりに、ひたすらスキルを使うことでステータスが上がっていくという。この仕様名のはっちゃけっぷりからして好きです。

レベリングがないので雑魚戦もなし。短編にふさわしくスリムな構成になっているなーと感じました。

 

スキルやアイテムの説明、用語集などがぎゅっと一項目にまとまっているのも斬新でしたね~。敵図鑑がアイテム化しているのはよく見ますが、取扱説明書・スキル・アイテム・キャラ紹介・攻略情報、が全て一つになっているのは流石に初めて見ました。でもTIPS内に小項目が用意されているので、意外とすっきり見やすいんですよね。この辺り、さすがデザインセンスのある方は違うなあと感じさせられました。

 

 

 

だめだめアラサー魔女とよわよわ弟二人

 

さて、ストーリーとしてはギャグまっしぐらな本作。アラサーな魔女様がよわっちい弟たちのために奮起しつつも、やっぱりだらだら過ごしたいお話です。

せっかくルート分岐するのに、肝心の最終戦でセリフ部分がほぼ同じだったのは惜しい点だったかなあ。でもグラフィックはかなり差分多めの豪華仕様なので、そっちが目的の方は十分満足できるはず。

闇堕ちやヤンデレっぽい描写もあって、性癖合致ありがてぇ~ってなりました。セリフ一個一個がおいしいこと! 

 

公式注意書きの通りメタギャグもあり。まあ世界観やストーリーよりはキャラを見て欲しいタイプの作品なんだろうなあとは思うので、割り切ればそこまで目くじら立てるほどではなかったかな。

ツッコミどころにババンとSEが乗っかってくるのも特徴的でしたね~。ハイテンションギャグな雰囲気がガッツリでした。

 

 

余談・まさかのデータ配布

 

なんと本作、公式から素材として画像データが無料配布されております!!

psycho02.booth.pm

使っていい画像といけない画像について等々あるので、で、詳しくはきちんとDL後の規約を読んで頂きたいのですが……。使用範囲も使用条件もかなりゆるく、とてもありがたい仕様でした~! 

ゲーム内だと表示後すぐに消えてしまうカットインなどを、舐め回すように鑑賞できるのも嬉しい!

絵柄好きだよって方は是非是非、要チェック!

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

 

ド派手な戦闘とギャグストーリー、おねショタおねでカワイイ要素をたっぷり摂取したい方向けです。