うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

フリーゲーム「NOeSIS02 羽化」感想

「真相はコレ!と思わせてアレ!からのソレ!?なんとラストには驚愕の…!」

もうどんでん返しはいいです、な前置き。


えー、今回はクラシックショコラさんところのフリーゲームNOeSIS02 羽化」の感想を書きますね。一部レビューっぽくなっているかもしれません。

 

前作もプレイして感想を書きましたが

shiki3.hatenablog.com
さっそく続編もプレイしました。

これまた配慮しながら書くのは難しいので、 ここから先は全ネタバレ含みます。

 

 

 


ネタバレ注意っ!

 

 

頭がパンクしそうです。

なんというか、無事、大きめの謎は一部解けてくれたんですが……。 さっぱりです、理解力が追いつきません。 というわけで、軽く疑問整理+考察をしますね。 本当にネタバレですごめんなさい。

 

 


・一夜

 

千夜と時雨の記憶から出来た幽霊。 原型は千夜の姉カヤだが、本質的には違う?(記憶から人間が産まれるという時点で理解ができない。幽霊?ってNOeSISでは何を意味するのかわからない。)

 

鏡の中に閉じ込められている→6章辺りで、鏡の世界に閉じ込められているわけではなく視覚情報を乗っ取っていると千夜が発言
(視覚情報、つまり、そこに一夜がいると思い込まされているだけで本当はいないということ? ならなぜ声が聞こえるのか。物に干渉できるのか。幽霊だから、って幽霊はどんだけ万能な存在なんだ。というかこの世界での幽霊の定義は何なんだ結局)

 

資産と特別銀行の力を借りて、命を買える。
(この銀行は何なんだ。ファンタジックでスペシャルパワーを持つ謎機関? 現代日本とNOeSISの日本は違うらしいので、私には信じがたいこういう不思議なものもNOeSIS世界では普通に存在しているのだろうか。 資産=人の命、と捉えていいはず。生かしたい一人に対して一つの命ではなくて、必要な対価は莫大)

 

優秀な研究員であり生物学者、科学者。 「赤い人」「ゾンビ」「ツクリモノ」を生み出せる。 (01のこよみの章で出てきた人形もこのツクリモノ、だと思っているんですが合ってますか…?)

 

01憂姫の章ラストでは、時雨の寿命を延ばして時間をまた巻き戻す契約を取りつける。しかし、その契約内容は嘘で、本当の契約内容は時雨が死んだあとすぐ時雨が生き返るようにすること、だった。 カヤが生前に契約した分の負債を補うため、時雨・千夜・なゆたを動かして人を殺しまくる。最終的に時雨を殺す→時雨生き返る、のプロセスを辿らせることが目的。
(なぜその手で時雨を殺さなかった? 物に干渉できるんだから余裕だろうに。存在が消えかけて影響力が薄れてしまったせいだとすると、今度はどうやって千夜を乗っ取ったのかが謎になる。)

 

 


・カヤ

 

千夜の姉。性格は千夜に近く、きっぱりはっきり。 ヒトを作る研究をする中で、倫理観を無くし、千夜と喧嘩する。 飛行機で時雨少年と出会い、恋(とあっさり一単語で済ますには惜しいほどの形容詞がたい感情)を抱く。飛行機墜落の際、電話で秘書に頼み、特別銀行と契約して時雨の命を助ける。代わりに命を落とす。

 

 


・千夜

相手と目を合わせることで記憶を覗きこむ特殊能力を持っている。
(結局この能力はどうやって手に入れてどういう原理でどの程度の範囲まで覗きこめるのか謎のままだった。)

 

相手と目を合わせることで身体の自由を奪う特殊能力を持っている。 (結局この能力は以下略)


死者の声が聞こえる→02では最終的に聞こえなくなり、そういった死者などにすがっていた自分の弱さを告白する。
(死者の声は思い込みということ? なら一夜の声はなぜ聞こえたのだろう)

 

 


・なゆた

かわいい。 一夜に作られたゾンビで、再生能力がある代わりに短命。 ゾンビ化したことを恨み、一夜に復讐する。
たくさんいる。
(? なんでそんな設定をラストに出してきたのか。続編への伏線? 少なくとも02のみでの解明は難しいと見た。)

 

 


・こよみ

 

怪力の持ち主。
(結局この能力はどうやって手に入れたのかわからずじまいだった。考えられる可能性としてはキツイトレーニングのたまものという説、しかし運動部の練習くらいでコンクリートを潰し自動販売機を投げるほどの筋力がつくとは考え難い。ネタ能力?)

 

人形の家に住んでいる→と見せかけて記憶操作した憂姫をゆうきとして気づかせないように狂った演技をしている→かと思いきや記憶操作なんてのは一夜が憂姫を作りだす方便だった? (この辺さっぱりわからん)

 

妹であるゆうきを殺し、両親を失い、時雨と憂姫と一緒に暮らしている。 今の幸せが続くことを切に願っている。

 

 


・憂姫

病弱。 ゆうきを基にして一夜に作られたツクリモノ。 ツクリモノとして産まれる以前の記憶はない。
遥をそそのかし自殺事件を起こした→一夜にいいように動かされた。
(これは一夜が開発者権限で憂姫に何か暗示をかけたということ? それともこの事件についてはあくまで憂姫の意思で、一夜はそれに便乗しただけ?)

 

 


・遥

自殺事件実行犯。憂姫にそそのかされる。
赤の本でビルを浮かばせたり寿命を吸われたりした→一夜が02で指輪に特別な能力はないと発言→じゃああの異様な状況は何だったんだろう。 とりあえず不憫ポジ。 いじめられっこ。
結局こよみはなんで遥をいじめていたのだろう。

 

 


・時雨

主人公。 優しさという名の優柔不断さを持っている。

時間を巻き戻せる→負債として寿命が削られるところを一夜と契約→02で01とは少しずれた世界の記憶を持って行動 (このずれた記憶、ずれた世界って言うのは結局なんだったのか。一夜の記憶操作? どうやって。「一夜先輩ならやりかねない」で全て片付きそうだから怖い。根拠をくれ。)

 

飛行機事故で死に、一夜に作りなおされたツクリモノ?

銀行パワーにより飛行機事故で生き延びたラッキーボーイ?

 

 

 

 

 

とまあ、このように。 自分では理解できないところが多すぎました。 ちょっとずつ時間をおいてプレイしていたからかもしれない。一気読みしてたら理解度も違っていたのかなあ。 とりあえず、学の無い自分には、哲学的な言い回しから察せられるのであろう様々な謎が解き明かせず、すっかり迷い込んでしまいました。

 

 

というわけで、前回の感想に引き続き、消化不良です……。 さすがにやり直すほどの余裕はないので、ちょっと開発室でも触れられていた考察サイトさんなどを回ってみようと思います………。無念。