うそうさ〜第二号室〜

フリゲ・鬱展開・ヤンデレ 万歳!

フリーゲーム「SummerSpiceSummoner! (さまーすぱいすさもなー!)」感想

「イケメンハーレム<<<ブニャーンハーレムで!」

まだまだ幼くかわいいものの方が好きな前置き。

 

 

 

えー、今回はspice+さんところのフリーゲーム「SummerSpiceSummoner! (さまーすぱいすさもなー!)」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

ストーリーはあるものの、クリア後もエンドレスでミニイベントやいちゃいちゃを楽しめる乙女向けRPG。公式からは前作『Sweet Spice Summoner! (すいーとすぱいすさもなー!)』プレイ済みを推奨されています。

 

前作感想記事↓

shiki3.hatenablog.com

 

 

というわけで、特徴的な点など。

 

 

 

ちびキャラかわいい3DRPG

 

まず特筆すべきは、3Dゲームであること!!

私は乙女向けと言えばノベルゲーかADVというイメージがまだまだ強く、3Dというだけですごく新鮮でした。

もうとにかくキャラがみんな動き回る! しかもキャラによってバトル中の動きも全部違ってるんですよ! 細やかだし、見てるだけでも楽しくてかわいかったです……。

 

何よりもうキャラのフォルムがかっわいいんだ!

マスコットキャラのブニャーン自体、前作から共通してずっとかわいいフォルムではあるのですが。今作は敵ブニャーンたちも味方ブニャーンたちもそれぞれ個性があって、バリエーション豊かなキュートさを楽しめました……。

 

なお、制作ツールは「SMILE GAME BUILDER」とのこと。こちらを使ったフリゲは数作しかプレイしたことがないのですが、プレイ時のキーボード操作が常に画面上に表示されていたり、カメラ操作やズームがしやすかったりするおかげで、すごく遊びやすかったです! 

視点変更できるので、3Dは酔いやすいかも……という方でも比較的触りやすいのではないかと。

 

 

 

個性的なイケメンたち

 

キャラは前作と共通ですが、夏らしく衣装チェンジしていたり戦う姿が見れたりと、さらに新しい面がたくさん見られます。

チャラオがアロハでウクレレなの大爆笑してしまいました。似合う~! 好き~!!

今回は個別エンドこそありませんが、各自のミニイベントはしっかり用意されており、ときめきはたっぷり味わえます。嫉妬イベントや難しい好感度管理は無いので、罪悪感もナシ! イケメンハーレムバカンスは思うがまま! このお気軽感で明るい雰囲気もありがたかったですね~!

 

 

 

たっぷりコミュニケーションイベント

 

メインストーリーはあっさりめ、そのぶんミニイベントはもりだくさん。キャラ別エンドはありませんが、このイベントが実質エンド扱いかなと思います。

一緒に花火を見たり、焼きそば食べたり、夏らしさも抜群。イベントによっては全キャラのセリフ差分まで用意されているこの凝りよう! パーティメンバーをとっかえひっかえしては次のイベントへ、いやあ実に楽しかったです。キャンプテントでのイベントが特に好き……。

 

選択肢が常に2つあるのも嬉しい!

無邪気にイケメンたちへ好き好きって懐く選択肢と、天然でカレを誘惑する乙女向けらしい選択肢、どちらも見たくなる魅力がありました……。

ゲーム進行度によってセリフが変わったりも。エンドレスゲーではあるけれど、あえて1からの再プレイにチャレンジするのもいいかも。

 

 

 

バトルはしっかりRPG

 

さて、やっぱりいちゃらぶが好きなのでADVなところに注目してしまいがちですが、RPGとしてもしっかり作られた作品です。

 

属性相性について

序盤に説明がある通り、敵の外見から適した攻撃方法を選んで進んでいく必要があります。もちろん「攻撃」連打の脳筋戦法でも勝てはしますが、スキルの使用を意識するだけで難易度はグッと変わるかと。RPG初心者さんがステップアップするのにちょうどいいバランスだなーと感じました。

序盤は歩いているとステータスドーピングアイテムが手に入るので、RPG難しいよ~って方も手をつけやすいと思います。ダークペッパー便利……。

 

スキルについて

各キャラが初期から覚えているスキルは消費ポイントが0、というのが、さりげなく肝だなと感じるバランスでした。終盤まで使い勝手の良いスキルが多いんですよね……!

主人公が回復技を使えるので、どのキャラを召喚してもある程度は戦えるようになっているのも親切設計。

何より、スキルがそれぞれキャラに合う性能ばかりなので、個性がバチバチに感じられて最高でした! 

ヤンデレオの徹底攻勢かつバフ盛り盛りの絡め手アタッカーな感じすごく好き……。

よく使っていたキャラについては追記で軽く触れますね!

 

 

 

前作とのつながりは?

 

さて、個人的に前作は主人公(ヒロイン)のアニスがしっかり喋ってくれていた覚えがありますが、本作は無口主人公として進行します。選択肢でかろうじてセリフがわかるかな、くらい。システムメッセージも、「~しよう!」というアドバイスっぽい感じ。

 

私はアニスもキャラとして可愛いな~と感じていたので、個性が減ってしまったのは少し残念かも?

とはいえ、ただでさえものすごく会話分岐を用意してくださっているこのゲーム、主人公側のセリフも入れてたらとんでもない作業量になるだろうというのは察せられます。

また、天真爛漫な性格はしっかり健在!

なによりブニャーンと一体化してる姿がいっぱいかわいいのでオールオッケーです。

 

過去のエピソードもそこまでガッツリは関わらないので、未プレイでもプレイはできる……のかな?

世界観説明も初めにあるため、すでにヒロインと攻略対象たちが仲良しになっている状況でもOKならいけるかもしれません。

 

まあ、未プレイの方がどのくらいこの記事を読んでくださっているのかはさておくとして……。前作はADVなので、「RPGだからこそやりたい!」って方は今作からのプレイでも一応いけそう。

 

 

 

たっぷりギャラリー&一枚絵!

 

ゲーム内に用意されている実績をクリアすると、一枚絵が見れます。そう、この作者様の大きな魅力と言えばグラフィック!! どの絵もかわいくてかっこよくて、もう大満足でした~!

3Dとしても2Dとしても、視覚的に満足できる一作です。メニュー画面のちびキャラも大好き……。前作プレイヤーとしては夏服が見れたのも嬉しかったです!

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

  • イケメンと夏を楽しみたい!
  • 乙女向けRPGやりたい!
  • 3DRPGってどういうのだろう?

そんな貴女にオススメです。

 

 

追記では少しだけネタバレ感想。

 

 

同作者様の他フリーゲーム感想記事↓

shiki3.hatenablog.com

 

 

 

 

ネタバレ注意!

 

 

好き&よく使ってたキャラクター感想!

 

 

 

レオマサ

 

相変わらずの俺様もとい王者様で素敵でした~!

しっかり主人公のことを心配してくれたり周りを警戒してくれたり、「責任感を知っている民に好かれる王様」なのが良いんですよね……。

見た目だけだとテンプレオラオラ系なのでなおさら、面倒見が良いところ等々にときめいてしまいます。好き。

 

RPG的なキャラ性能としては、ガス欠しやすい高火力

もしパーティに入れるなら、アイテムが使えるキャラか、MP補充技を持っているキャラのサポートが必須かなと思います。

それでもこの火力はとにかく頼りになるのと、混乱が強い!

周りに支えられて自分も生きるという、実に王様らしいキャラ性能でした。

 

 

 

ヤンデレ

 

キャライベントの物騒なラストがぞくぞくして好きです……。えへへえへへ。

今回は彼の苦手な暑い地だったこともあってか、闇(病み)はけっこうなりをひそめていたような気がします。

どっちかというとメンヘラ構ってちゃんな感じ? ぺたぺたひっつくイベントやいちゃつくイベントが多い本作、不思議と庇護欲掻き立てられる展開が多かったです。

 

RPG的なキャラ性能としてはもうゴリッゴリの高火力紙耐久

ただ、ポイントは状態異常技にも長けているところですね!

低コストで乱発できる毒技はボスにも効くので、終盤になればなるほど強さを実感できました。また、麻痺で強制的に相手を行動不能にさせられるのも強い。

確かに耐久は無いんですが、状態異常で足止めができるのでその間に回復してしまえるという、なんだかんだで動かしやすいキャラでした。

 

 

 

チャラオ

 

相変わらずのこの話し方、安心する~!!

スキルを使う時にウクレレ鳴らしてくれるモーションが好きすぎて、もうずっと使ってました。最高。

 

RPG的なキャラ性能としてはサポート特化、とにかく仲間を強化していくスキルばかり。優先度は低いかもですが、いると安定するのは確か。盛り上げ上手な彼らしくてちょっと笑った覚えがあります。好きだなあ~! 

私は前述のとおり、レオマサとヤンデレオという紙耐久に定評のある二人を運用していた関係で、主人公だけだと回復の手が足りなくなりがちだったので、行動コマンドにアイテムがあるのも助かりました。

 

 

 

 

その他所感など

 

サブイベントの解放条件に「○○を連れて行く」があるの、好きです。良いな~!

キャラ数が多いゲームなので、こういう形で試用のきっかけをもらえるのは嬉しかったです。

一方で、敵のドロップアイテムがけっこう渋い印象? サブイベントのクリアはかなり時間がかかった覚えがあります。でも、前述の通り覚えるスキルは豊富で、レベリングも楽しかったです!

 

ちなみに隠しボスは全員レベル23程度で撃破。メンバーは前述の3人です。

正直、レオマサかヤンデレオを回復タイプに入れ替える方が戦いやすいんだろうなあとは思ったんですが……。でも最愛面子と戦いたいもんね!

 

 

 

 

 

 

と、こまごましたところはこんな感じ。

好きな子たちとまた会えて嬉しかったです!

末永くバカンスを楽しんでね!

フリーゲーム「グリム・ディエムの冒険録 あるいは忘れられた海の底で」感想

「ここは美しくあたたかな世界、だから幸せはここにある」

だからのあとは自分で決めさせてほしい前置き。

 

 

 

えー、今回はめぞん(きりききう)さんところのフリーゲームグリム・ディエムの冒険録 あるいは忘れられた海の底で」lの感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

サブイベントありの、基本は一本道なRPG。さくっとプレイするなら数時間、のはず? 私はやり込み要素を集めていたので、12時間ほどかかりました。

 

 

 

というわけで、特徴的な点など。

 

 

意外で納得のあるタイトル

 

タイトルだけ見て元気いっぱい王道RPGだと思い込んでいたので、ストーリーの深さと重みにたいそう驚かされました……!

コミカルなシーンもたくさんあり、確かに「冒険のわくわく」が味わえる作品ではあるんです。でも、決して明るいだけではありません。そしてそこがお気に入りポイントでもあります。事前情報なしでプレイしたので、彼らが背負っている過去の想像以上の重みにはぎょっとしました……。

でも、この作品はこのタイトルじゃなきゃダメなんですよ。納得感があって、すごく気持ち良かったです。プレイした方はわかってくれるはず。

 

 

 

動き回るモーションと華やかな一枚絵

 

特筆すべきは、グラフィック!

まずバトルシーンですね。もうね、キャラクターが動き回るんだ!! グリムの短剣モーションなんてもうアクロバティックで最高にかっこよかったです! 味方だけでなく敵もしっかり動くのすごいですよねえ……。

さらには、要所に出てくる一枚絵! このクオリティがすっごいんだ! イラスト集とかあったら欲しくなるスチルばかりで惚れ惚れしました。「笑っていて」のスチルがものすごく、胸が苦しくなって、好きです……。

最後に、マップチップ! 物語の都合上、作中ではずっと海の光景が続くわけですが……。同じ海底でも、深層と表層でまったく雰囲気が違ってるんですよね。青ってこんなにも多彩なんだなあ!

特にマップは、隠し通路などの何度は高めであるにせよ、暗くても歩くべき通路はしっかり照らされていたのが好印象でした! 方向音痴でもプレイできるRPG、好き。

 

 

 

セリフではなく周りの態度で示すキャラクターの性格

 

キャラクターの過去がしっかり性格に紐づいているところも好きです。そういう経験があるならそうなるよな、そういう環境で過ごしたならそのセリフになるよな……。そんな納得が積み重なっていくキャラ性でした。

個性ってこういうことだよなあ。

また、そのキャラがどういう人なのかが周りの態度で通じるのも好き。

いや~、これフィクションあるあるだと思うんですけど、優しい人が「俺は優しい人だ!」とは言わないじゃないですか。極端な話ね? そういう不自然さがないのが好きでした。

一つ一つのセリフが、染み入るように感じる……強く感情を揺さぶられる話だったように思います。

 

 

 

楽しい難易度4種類

 

難易度は、簡単・普通・難・激の4種類。装備によってパーティメンバーの強さが劇的に変わる分、細やかな難易度の違いも用意されてるの素晴らしいなと思います!

私は初めのダンジョンだけ普通でプレイ、物足りなくなったので難、ちょうど中盤(サブイベントが発生し始める頃)に激へと変更しました。ドロップアイテムを求めて雑魚と戦いまくっていたので、敵シンボル避ける派の方は普通がちょうどいいのかも。

プレイ中にノーリスクで難易度変更できるのも強みでしたねえ。

 

ちなみにバトルはRTAバトル。ゲージが溜まったキャラから行動できるタイプのアレです。なので自然と敏捷性を最重要で装備を組んでましたね~。この辺の詳しい内容は追記にて。

あ、フィルマのステータスについてが少し説明書きだとわかりづらかったかな? 「影響があります」じゃなくて「値が大きければコストも大きくなる」と書いて欲しかったかもです。強くする→使いやすくなるという思考が自然だと思うので……。

 

 

 

 

やりこみする場合の不満点

 

さて、大絶賛していきたい本作ですが、不満点もありはします。ただし、これらはあくまで「図鑑や実績のコンプを目指すなら」不満に感じる点です。

  • 時限イベントや後戻りできない要素が多い
  • 釣りにシビアなアクション(目押し)が必要
  • 所持品を「使う」動作が必要かつポイントがわかりづらい
  • 敵のドロップ率が渋い(50%上昇装備をつけたうえで5戦に1回落ちるくらい)などなど。

そんな中で、ありがたいのは公式サイトにある攻略ですね~……! ガン見しながらプレイしたうえで、それでも予期せぬタイミングで取り損ねることが多かったので、初見ではまず無理かと。

コンプおまけや2周目要素の詳細は追記に収めておくので、未プレイの方がやり込みをするかどうか指標になればいいなあと思います。

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

シリアスを挟みつつも、和やかな絆を感じるボーイミーツガールを楽しみたい、夢に焦がれたい皆さんへオススメです。

 

既プレイの方は、公式HPのイラストページもオススメ! ミナモの見事なアクロバティックキックがツボでした~。

 

 

 

追記ではネタバレ感想。

 

 

 

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ブラウザで遊べるフリーゲーム6作感想

「インストール無しで遊べるなんて画期的って、言ってた時代は何年前?」

技術の進化速度に追いつけねえ前置き。

 

 

えー、基本的にダウンロードできるフリゲは全てDL版でプレイする私ですが、今回は普段とちょっと趣向を変えて、ブラウザ版メインでのフリゲ感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

今となってはブラウザプレイが当たり前みたいなところありますけども、まあ、気にしない気にしない!

 

 

というわけで以下、感想。作者様はみんな別々で、もちろん相互の関連性もありません。いつもより若干短めです。

どれも既プレイ前提です。ネタバレ匂わせあり。

 

 

 

 

 

『かよちゃんは頭が悪い』

usamimi.info

 

はじめてのおつかい的なナレーションと、ほわほわした印象のイラストがかわいい選択式ノベル。障害物を回避するにはどうすればいいのかというゲームとしての楽しみもあるし、えっ?と一瞬止まってしまう展開の意外性が最高。

不穏なほのぼのが好きな人向け。

 

 

 

『ポップコーンは地球を救わない』(公開停止)

https://www.freem.ne.jp/win/game/14494

 

タイトルに惹かれて。

映画館で終末を迎える不条理5分ノベル。アナウンスや箱入りさんの境遇を考えると一つの解釈はできたけど、結末はどうとも取れそうで色々考えたくなる。無音なのも意味深。

 

 

 

 

『世界の終わりと焼肉定食。』(公開停止)すみの。様

ブラウザプレイな短編ノベル。R18でメイン要素はご飯と眼姦。カニバられる側視点という斬新さ。じわじわ依存していく文章が可愛いかったし、謎のピンクテール少年が最後まで謎なのが良かったです。

 

 

 

『3/14』(公開停止)すみの。様

癒しを求めて。山根君が気持ち悪いと一途卑屈可愛いを絶妙に行き来してる良キャラだった…。会話芸という意味では後輩ルートが面白かったしミニノベルでもコンプ後おまけがあって嬉しかったです!

 

 

 

 

『【10分】セクロスしないと出られない部屋』

game.nicovideo.jp

 

BL探索ゲー。シバのセクロスに対する厳密な定義の拘りと理想と「俺を特別扱いしてくれ」の葛藤のこじらせっぷりがTHE共感だった、二次キャラによく思う流れだ……。

 

 

 

 

『MOVING』

pickles-section.itch.io

 

探索というか……操作のあるサイレント映画……?

姿を持たないプレイヤーと、ホストに対して上位存在の寄生植物が、良い感じに重なるゲームでした。コンセプトに反してBGMは意外にも明るいし、ドット絵も緑豊かで素朴だし、争いが目的でないところも含め独特のプレイ感。

サイレントゲームって言えばいいのかな? 文字で綴られるんじゃなくて映像と操作体験からストーリーを感じるのが好きな方に合いそうです。

そう、作品ですよね~。操作したレスポンスがしっかり組み込まれているところがゲームらしくはあるんですが、まとめて一つの美術作品だなあという印象もありました。

アプリゲー「I Love Hue」「あめのふるほし」「Cube Escape」「RustyLakeHotel」感想

「隙間時間で楽しく遊ぼう!」
隙間を広げるべくやるべきことを全放棄する前置き。

 

 


えー、今回は普段とちょっと趣向を変えて、スマホでプレイできるアプリゲームの感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。また、有料ゲームも一部含みます。

開発元はそれぞれ別、ゲームジャンルも特に統一性はないです。気になるアプリからワンタップでどうぞ!

 

 

 

 

『I Love Hue』(パズル・テスト)

[概要]

タップでカラータイルを入れ替えて、綺麗なグラデーションを作るパズルゲーム。色彩検定的なテスト代わりになるのかも?

 

 

[システム]

タイムではなく手数でスコアが決まるシステムなので、焦らずじっくりプレイができます。
そのスコアもやりこみ派用という感じで、とっつきやすく暇つぶしに最適です。
一つ注意点は、問題をプレイするのに“プリズム”というアイテムが消費されるところですね。プリズムはログボ代わりに貰えるのでそこまでカツカツにはならないんですが、特に序盤はもっと物足りなくなってしまうかも。
まあまったりじっくりプレイする作品なので、あくまでただし書きなレベルです。

 

 

[好きなところ]

280問ではなく280ステージ。この膨大な問題数がまず見どころの一つでしょう。私もまだまだプレイ中ですが、いつでも問題のストックがあるというのは実に嬉しいです。
マイペースに腰を据えてプレイできるところも、パズルゲーとしては最適。
あとアプリ全体から漂う神秘的な雰囲気も素敵です。BGMやステージ選択の文言がすごくスピリチュアルなんですよねぇ。ただ色合わせをしているだけなのに精神修業ができているような気までしてきちゃうという。
色がテーマなだけあって背景画像もシンプル。どこまでも数多の色と向き合える作品です。

 

 

[総括]

じっくりできるパズルゲーをお求めの方や、絵師さんなどにオススメ。

ちなみにHueはそのまんま、「色相」って意味らしいですよ。ぴったり!

 

 

 


『あめのふるほし』(放置・交流)

 

[概要]

雨の日だけ動ける機械と共に、滅んだ星で遺言を集めていく放置ゲーム。こちらが遺言を書き残すこともできます。海へ流すボトルメッセージを想起させるプレイ感です。

 

 

[感想]

斬新なのが「雨の日だけプレイできる」ってところ。ガツガツ進めるゲームでもないので、静かな雨音と共にふと思いついたらプレイする感じですね。

現実が晴れや曇りだと、アプリの星はスモッグに覆われてしまいます。この設定だけで世界観が伝わってきますよね。

機械についての設定やこの滅んだ星の設定などの片鱗が見える遺言もあり、そのどれもが喪失感や寂寥感に溢れています。

拾える遺言は1つの機械に1つだけ、集められる遺言のストックは3つだけ。それ以上は、どんなに美しい言葉でも置いていかなければいけません。


たぶんデフォルトなのかな、よく見かける「さけびだしたいくらいに、」の遺言が好きでした。

生きる、生きたい、死にたくない、死んでもいっか。そういう、不意に頭の中に落ちてきて気が付けば消えているような、ゆらゆらする気持ちがぎゅっと詰まっている気がします。

 

プレイヤーが遺言を残したり、他の誰かの遺言を拾ったりもできます。これは過去話題になった『ひとりぼっち惑星』と近いシステムですね。
どんな言葉を残すかはプレイヤー次第。世界観に則ったものでもよし、なんとなく今の気分でもよし。でもどこか、半端なものは残したくないような。不思議と言葉をじっくり選びたくなる雰囲気がありました。

 

 

[総括]

滅亡した世界で、しんみりとした感情に揺蕩っていたい方に。

 

 

 

『Cube Escape』(謎解き・脱出)

 

[概要]

これ1つで「ラスティレイク」シリーズ(の一部)が遊び放題! 名高い謎解き脱出ゲーアプリが初期作も含めて9つ詰まった、短編集のようなアプリです。

 


[システム・難易度]

基本的にはグラフィックを見てひらめくタイプの謎解きが多かったですね~。
私はいわゆる嘘つき村やクイズなど、問題文を読む謎解きが得意なので、けっこう苦戦しました。事前知識が必要な面もあり、難易度は高めの印象です。有名ゲーなので攻略サイト等は散見されるのは助かりますね~。
とはいえ、アプリゲーでよくある、タップのポイントが小さすぎるとかいったこはなく、反応も良し。中断すればそこから再開できて、クリアした面も直感的にわかりやすい。
全体的にプレイヤーが遊びやすいつくりでした!

 


[好きなところ]

シュールな世界観!
しっかり考察すれば隠された意味合いが拾えるのかもですが、いかんせんどうしても初見ではシュールと言わざるを得ない。そして、この奇妙さが淡々と進んでいくのが良い!
なんか、地に足付けてたはずがいつのまにか夢の世界に紛れ込んでたみたいな、境界線を喪っていく感じがするんですよね。プレイしてて。


謎解きの内容によっては随分とグロテスクだったり、よく考えるとかなり皮肉めいていたりするものもあるんですよ。でも、不思議とそれがコミカルに見えたり、なんだか遠い遠いものに見えたりする。エグいことしてるのになんだかそうとは感じづらい。このちぐはぐで落ち着かない雰囲気が、すっっっごい癖になりました。

 

あと、BGMもさりげなく好きでしたね~。
考え事の邪魔にならないような静けさで、でもどこか緊張感がずっと続く感じ。不穏なアンビエント……? なんて表現したらいいんでしょうね、この手の音楽。
Birthdayが一番印象的だったように思います。起動してBGM聞くためだけに放置していることがあったような。

まとめるとやっぱり、独特の世界観が魅力的でした。

 

 

[合わなかったところ]

テキストで語られるストーリーはほとんどなく、プレイヤーは主にグラフィックや謎解きのギミックから本筋を考察していく必要があります。鳩は○○のモチーフ、とか、あの顔は○○の変装!、みたいな。タイトルにあるCubeもこれまたかなり隠喩的です。
また、それぞれのアプリには舞台が今西暦何年なのかといったヒントが出ており、本気でストーリーを理解したいなら年表などを作成して整理する必要があることも。

 

私はセリフなどから物語理解度を深めていくのが好きなタイプなので、少しここは合いませんでしたね~……。
「あれなんだったんだろう……」と首をひねることもしばしば。
ただ前述の通り、このグラフィックが生み出す世界観は大好きです。

 


[総括]

SF(少し不思議)な世界観を味わいたい方や、脱出ゲーが好きな方向け。

 

 


『RustyLakeHotel』(謎解き)※有料アプリ

 

[概要]

前述の「ラスティレイク」シリーズの一部。これ単体では完結しない……というか……シリーズ通しても初見で全て理解するのは難しいかも? とりあえず、シュールでダークな雰囲気が好きな方向け。

 

[システム・難易度]

ロビーで挨拶&イベント→客人の部屋で謎解き→ロビー。

この流れを繰り返すのが基本。ロビーや客室できっちり探索して特定のアイテムを発見すれば、より評価が上がる仕様。

とはいえ、評価はこだわらなくても一通りクリアまでは行けます。


謎解きの難易度自体は、個人的に難しかったかな。グラフィックと音、両方を使ってひらめいていくスタイル。シリーズ他作品同様、テキストでの謎解きは少なめです。

 

で、事前に未プレイの方向けにお伝えしておきたいのが、おまけ要素について!
完全クリアと言えばいいのか、実績解除と言えばいいのか。前述の「評価」が全部最高だと、ちょっとしたムービーが見れます。
ただこれね~、シリーズ追ってるコアなファン向けです。なので、完璧主義の方やどっぷり浸かってる方はともかく、さらっと遊びたいだけの方にここまでの回収はオススメしません。
あと単純に、これを見るための難易度がかなり高い! 一手間違えれば終わりで引き返したり選択し直したりすることができないので、ミスるたびに最初っからやり直しになります。数回プレイしてから攻略チャート組むほうが早いかも。

 

こんな感じで、まあまあ高めの難易度&完全クリアは鬼、な印象です。
それでもこの世界観が好きだからプレイしちゃうんだよなあ……。

 

 

[好きなところ]

やっぱり、淡々とシニカルな展開ですよね~!
おいしいジビエ料理を準備するために、お客様のご要望を叶えて食材を集めるのが目的。なお、お客様は全員動物。

う~ん、なるほどね!

メニューを見た瞬間にプレイヤーがこれから何をさせられるのか察せる展開だったのがすごく、こう、雄弁で面白かったです。笑うしかねえ。


それぞれの部屋にご用意されているものも、わりと見ただけで「あっこのように仕向けろとね」という納得ができるものばかりで好きでした。無言の圧が上手いんだこれが。

とはいえ、察せられる部分だけが全てではありません。主旨がすぐに理解できるからこそ、各部屋で起こる意外性がなお際立ってて楽しかったです。
特に某部屋の絶対これをこうする、という、揺るぎのない怖さよ……。

 

 

[惜しかったところ]

合わなかったところは前述の、完全クリアのために失敗が許されないというシビアさに尽きますね!
逆に言えばそれ以外不満なく、楽しくダークに遊べました。
あと前置くなら、明確なストーリー性をお求めの方にはちょっと合わないかもかな?
あれはなんだったんだろう、とか、察してゾワゾワ~っと不穏な鳥肌が立つ、とか、そういうゲーム体験が好きな方には心置きなくオススメできると思います!

 

 

[総括]

えげつない展開をシュールなグラフィックに包んで、ほどよい距離感で、ウワア……の気持ちを味わえる一作。

 

 

 

 

他アプリゲー紹介記事↓

 

shiki3.hatenablog.com

 

フリーゲーム「ナントカ三術将3」感想

「あなただけの色があるから、揃って輝くことができる」

透明もまた綺麗な前置き。

 

 

 

えー、今回はPixel_Note さんところのフリーゲーム「ナントカ三術将3」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

 

www.freem.ne.jp

 

 

3と銘打たれているとおり、『ナントカ三術将』シリーズの番外編を含めて4作目となります。いつもの既プレイヤー特典もあるので、シリーズ通してのプレイを推奨。

過去作と比べるとガチャ要素がなくなったぶん、テンポの良くノベル中心に楽しめるようになりました。

 

 

 

というわけで、良かった点など。

 

 

 

ミステリもドラマも見られるストーリー

 

 

いや~、相変わらずテンポがいい!

チャプターごとに謎やドラマを見せてくれるので、読む手が止まらなくなりました。特に今作はメアト回って感じかな? キャラが好きな身としては皆のつまずきや成長にドキドキしましたし、きっちりストーリー自体も起承転結あってアツイ展開でした。

今作はガチャや探索が廃止されたため、エレメント関係はシンプルな進行になっています。これもテンポの良さを感じる理由の一つでしょうね~。そのぶん、外出や着せ替えでプレイヤーの「ゲーム感」はしっかり残してくれたような印象。

何より嬉しいのが、チャプター見返し機能! メインストーリーの好きなシーンをいつでも読み返すことができます。助かる~……!! こういうの、全フリゲに搭載して欲しいくらいにはありがたいです。

ネタバレなので追記に格納しますが、今作のエンディングが自分は一番好きです。

夢中になって読んで、でも余韻はいつまでも残ってくれる感じのお話でした。

 

 

 

プレイヤーは神視点

 

 

この「ナントカ三術将」シリーズ、ナンバリング全てを通しプレイして、ここでようやく気付いたことがあります。

あんまりこういう言葉選びをしたくないんですが、このシリーズって巷で言うところの「ストレスが溜まる展開」がわりとある作品でもあるんですよ。一回はジーンが何かやらかすか、暴走しちゃう。

でも、誤解しないでほしい、そこが好きなんです! そういうシーンがあるからこそ、彼らが“三”術将である意味があるわけですから。

メンタル強い人ばかりじゃなくて、弱いところ、苦手な物事があって、だからこそ手を取り合って奮い立てるという。あらすじだけ羅列すると中身が全然伝わらなさそうでもどかしいですが……。こう、弱い人の気持ちも汲み取ってくれているところが好きなんです。

 

で、本題に戻りますが。

他のナンバリングと比べると、今作は特に「明確な敵」が「手の届かない位置」にいるため、前述の要素が少し強めだったかな、と思います。主人公はジーンでも、ストーリー自体は神視点で見れるからなおさら、全て知っているプレイヤーこと私としてはやきもきするところもありましたね……。

もちろん、ナントカシリーズであるからにはもちろん、最後には圧倒的な熱さと彼ららしさでハッピーエンドをもぎ取りにいってくれるわけですが! グッと唇を噛み締めざるを得ないシーンがあることは、誤解なく書いておきたいなあという気持ちはあります。

 

 

 

オシャレな掲示板とかわいい雑談

 

 

シリーズ恒例、SHIFTキーを押すとジーンの独り言が聞けるシステム。今回はなんとボリュームアップして、ジーン以外のキャラの一言も見られるようになりました! 意外なキャラの本音が聞けたり、ストーリー進行にのっとったニクイ一言にグッときたり。

中でも街の張り紙は、都の人達の生活と、そこに根差すジーンの日常が垣間見えてすごく好きでした。こういうテキストがあると、ゲーム世界への愛着や没入感が変わりますよね……。

さりげないところだと、キャラの出し方の演出も好きでした! カードを繰るみたいにパッと広がる感じのあの演出。ここだけじゃなく、あちこちの演出がテンポ良くてかっこいいんですよね~。ユニの術の発動エフェクトかっこよくて好き……。

特に、2.5のクリアデータを引き継ぐと増えるキャラクターとの掛け合いは良い癒しでした! 既プレイの方は是非。

 

 

 

 

いつでも楽しいカスタマイズ!

 

 

今作でついに! ゲームを終了させることなく、即時反映の形でオプションを弄れるようになりました! プレイ専の私でも諸々の設定周りが難しそうだなあと思っていたので、これをぬるっと切り替えられるの本当にすごいなと……。

着せ替え出来るお部屋の中がこれまた可愛いんですよ! いや研究室なんですけど、和むのでお部屋と言わせてほしい。あくまで本筋に関係がないという意味ではおまけ要素ですが、そんな範囲で語るのはもったいないくらい、プレイ中ずっと楽しかったです!

 

また、ゲームシステムとして語りたいのが、メニューデザインを変えられるタイミング。ちょうどゲームにこなれてきたなと感じるところで新メニューが増えるの、思わず拍手しそうになりました。いつまでも新鮮味と共に遊べる演出~……! 最高~……!

デザインもお洒落で好きなんですよね! ああいう模様って、やりようによってはすごく見づらくなっちゃうと思ってるんですが、本作はそこもきっちり調整されてて素敵でした!

 

 

 

 

手に汗握るバトルシーン!

 

 

ノベルパートでこれほどまでに動き回るバトルシーンを!?

というのが一番の驚きでした。奥行きと高低があるんですよ!! カメラが動くんですよ、マントが翻り砂塵が舞う様が見えるし実際に行われるんですよ目の前で!

いったい何枚描いたんだろう~……。元々よく動くシリーズではあるんですが、それでもですよ。ナンバリングを重ねるごとに演出が前作を超えていく、天井知らずなのがすさまじいなあとしみじみします……。

 

また、盛り上がるのは演出だけでなくその内容もそう!

まずは熱さ。前述の通りプレイヤーは神視点でも言えるんですが、それでも盛り上がる、拳をぎゅっと握りしめて「勝ってくれ!」と叫びたくなる熱さがありました~……!

続いて戦術と奇策。「そう来たか!」と思わされるシーンが多く、白熱でした……。ユニという新キャラが生まれたことで術技の幅も広がったのも大きい。やはりあらゆる面で発想が面白い作品だなあと思います。

そして最後に何より、いわゆる“イイ”性格してるキャラが、敵にも味方にもいるところが好きです。戦闘中の掛け合いが、いやあ実に盛り上がりました!

 

 

 

新キャラ・ユニ

 

 

多数新キャラがいる中でも特に推して参りたい。

敬語です。登場BGMが最高です。よろしくお願いします。

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

既存キャラのエピソードはより濃く、新キャラの魅力もたっぷりと、ボリュームいっぱいの嬉しい新作でした!

 

追記ではネタバレ感想。

 

 

 

同作者様の他フリーゲーム感想記事↓

shiki3.hatenablog.com

 

 

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フリーゲーム「蒼乱之竜」感想

「どうか貴方の道行きに、晴れ間のあらんことを」

そしていつかは笑って欲しい前置き。

 

 

 

えー、今回はPIKA's GAMEさんところのフリーゲーム「蒼乱之竜」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

www.freem.ne.jp

 

中華風の一本道短編RPG。クリアまで1時間ちょっと。寡黙で顔の良い剣客による、ストイックな一作です。

 

 

というわけで、特徴的な点など。

 

粋にあふれる演出

 

チュートリアルで「かっけええええ!!」と叫んだゲームです。

立ち絵を表示させるまでの一連の流れ、そして戦闘中のシステム用語を世界観に合わせて伝えてくれる雰囲気づくり、動き回るバトル画面とリングコマンド……。

そう、本作は、ひたすらにカッコイイんです!!

推しどころはもうここ一択。影のある顔の良い剣士が粛々と進む、このストイックさがたまらない一作。掴みは上々どころか、最強でした。

 

他、テキストのフォントや宝箱が竜の像で成り立っている点など、細やかなところで丁寧な雰囲気づくりを感じ取れます。テキストは若干文字の小ささが気になりもしましたが、ゲーム画面サイズの変更もできますし、許容範囲でしょう。

メッセージウィンドウの色がキャラによって違うの、ものすごくさりげなくも良い演出ですよねえ。色々フリゲやってきたけど、この演出してるのって『歪者行進曲』で見て以来な気がする。

まとめると、こだわりぬいた「粋」を感じます。

 

 

 

壮大なストーリーのうちの1ページ

 

短編ということもあり、ストーリー自体はコンパクトにまとまっています。

あらすじは立ち寄った町の異変を知り、解決に赴くというもの。

主人公・宋波の旅の動機自体はかなり重たいものですが……。寡黙ながらもすぐ人助けに赴く主人公と、誠実に感謝をされるシーン。これらがが数多くあるためか、息苦しさはなかったように思います。むしろ、見ているこちらの背筋が伸びるような話だったかな?

宋波の目的や彼の運命など、匂わせるだけで終わる要素があるのは確か。続編を期待する声がちらほら見受けられたのも納得ですね~。

といっても一つの事件は確かに解決しますし、満足感はあります。短編にふさわしい、良いボリューム感でした。

 

 

 

行動を見極め、巧みに勝利せよ!

 

面白かったのは、バトルシステム!

敵の攻撃をうまくいなせば反撃で大ダメージを与えられるという、これまたカッコイイシステムです。ガードが成功した時のメッセージ表示もイカしてるんですよねえ。ゴリ押しできなくもない難易度かもですが、あの演出を見てクールに決めたいがためにきっちり読み合いしたくなります

引っ掛かったのは、リングコマンドの並び順かな? 技を使う機会が多かったので、攻のすぐ横に技が配置してあると助かったなーと。でもこれも重箱の隅モノではありますね。

ボス敵も、この敵はこういうコンセプトだからこの技が効く、みたいなのがわかりやすく、かつ熱くて楽しかったです。敵キャラみんな妖怪の名前ぽいのがまた好きなんだ~!

 

 

 

 

光と影が映えるマップ

 

チュートリアルを終えて街に入って、さらに驚いたのはその内装。

もう、どこを取っても光の描写が綺麗!!! 窓の外から差し込む明るさと、提灯のぼんやりとした明るさを使い分けて表現されている、これだけで舌を巻きます。とんでもねえ。オリエンタルな街並みが好きな方は、内装をしげしげ見るだけでもかなり楽しめるかと思います。宝珠屋さんほんと好き。

 

敵が出現するマップの方でもその良さは健在です。切り立った崖の下を歩けるなど、奥行きがあって、歩いているだけでも楽しいマップばかりでした。

ただ、こちらは難点もあります。まず、進行可能な場所や目的地がわかりづらい点。また、敵が登場すると画面が暗くなる仕様なので、特に終盤のダンジョンはかなり進みづらかったですね……。

でも、それでもやっぱりめちゃくちゃ美しいマップばかりなのは確かなので!! スクショを取る手が止まらない現象起こりましたとも。

陰と陽という概念が作中に登場するぶん、なおさら関連性があって映えるなあと感じました。

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

和風・中華風ゲーをやりたい方、「粋」を感じたい方におススメ。

 

追記ではうっすらと、詰まった点などの攻略メモ。ネタバレあり。

 

 

 

同作者様の他フリーゲーム感想記事↓

shiki3.hatenablog.com

 

 

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フリーゲーム「ナントカ三術将2.5 ジーンと夢の島」感想

「話し相手の存在は潤沢な物資以上に心強い」

心が折れれば身体も折れてしまうものな前置き。

 

 

 

えー、今回はPixel_Note さんところのフリーゲームナントカ三術将2.5 ジーンと夢の島」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

www.freem.ne.jp

 

 

この作者様恒例、前作セーブデータの引継ぎシステムもあるので、未プレイの方は是非シリーズ通してのプレイをおススメします。

本記事も、1・2の既プレイ前提でお送りしますね。

 

過去作品の感想記事はこちら↓

shiki3.hatenablog.com

 

 

 

 

というわけで、良かった点など。

何が起こるかや軽い展開のネタバレはしておりますので、未プレイの方はご注意ください。

 

 

1に原点回帰するようなシステム

 

ガチャに似た形式でエレメントを召喚して、どんどんアイテムを集めていくというのが本作のおおまかな流れ。2.5と銘打たれてはいますが、プレイ感は1に近かったです。

ラストだけは運に左右される部分は大きくあるものの、プレイヤー側で効率を引き上げる「強化」というシステムも導入され、グッと遊びやすくなりました。

基本的にはポチポチしてかわいいエレメント達にキャッキャしつつ、ジーンとエリスの行く末を見届ける感じになります。

コレクションをコンプリートはしなくてもエンディングは見れますし、クリア後も集め損ねの回収はできるのでご心配なく。

 

 

 

 

一周目は確定バッドエンド

 

本作は周回プレイと言う概念はありません。が、いったんは確定でバッドエンドに突入してから、セーブロードのような形でトゥルーエンドに辿り着くような構成をしています。

正直言えば、初めはこの展開にすごくもやもやしていました。選択肢で回収するという形なら、私は迷わずバッドから見るタイプではあるんですよ。なので、そういう引っ掛かりではなく……心構え?なのかなあ……うーん、はっきりと理由が言語化できないのですが、とにかくもやもや。

ただ!

改めて思うとああいうバッドエンドな展開に強制で突っ込むのは、なんか、すごくこの作品らしいなあとも思うんですよ。シリーズ通して、三術将ってキャラの短所もガンガン魅せていく作風だと思うんですよね。だから、あのバッドエンドはジーンの弱さ、短所の表現でもあって、そこはもうプレイヤーが介入できないくらいに決まってることなのかなあと……。

さらに言えば、「もっかいやり直す」が許されるのも「夢の島」らしいのかなー、なんて。

 

 

 

いつまでも眺めていたいデフォルメエレメント

 

今回特に注目したいのは、コレクションのアイコンの可愛さ!

今までの、全身画像?でも十分に個性的で可愛かった彼らですが、今作はぎゅぎゅっとミニキャラになって図鑑のページにきゅむっと収まってくれています。もうこれが、もう、かわいい!!

なんだろうな、食玩とかフィギュアとかにされたのを並べて拝みたくなりました。

さらに嬉しいのが、セーブデータのアイコンに召喚したエレメントを設定できること!!! アイコンもウィンドウカラーもそうですが、ちょっとしたオプションがすごく豪華なの、ありがたいし嬉しいです……。しみじみ……。

 

 

 

図鑑の文量は今回も健在

 

本作恒例、図鑑に載ったエピソード!

もちろん今回も、エレメントとアイテム、どちらにもちょっとしたミニストーリーが付いています。

アイテム側はキャラクターのエピソード、エレメント側は世界観や魔物の生態など、内容が分かれているのも良かったですね~。書き手がジーン故の微笑ましさもあって、読んでいてとっても楽しかったです! ここは詳しくは追記にて。

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

シリーズ愛好家には嬉しいスピンオフでした!

 

追記では全力ネタバレ感想。

 

 

 

同作者様の他フリーゲーム感想記事↓

shiki3.hatenablog.com

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