「誰にも襲われないし追いかけられない、安全な世界」
メッセージウィンドウを盾にしていく前置き。
えー、今回は丸得基地(旨味まづ)さんところのフリーゲーム「ノベルゲームZENO」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。
フリーゲーム『ZENO』のスピンオフ=番外編。プレイした202401現在はブラウザゲーのみ、DL版はなし。
ZENOスピンオフ作品はいくつかありますが、『ZENORPG』以外どれからでも遊べる……はず。どれから遊ぶかお悩みの方は、『ZENOの日常。』から遊んでみることをオススメします。
ここからは『ZENO』のネタバレをがっつり含みますのでご注意を!
というわけで、良かった点など。
なお以下、『ZENO』は「本編」、キャラは「髪色」で表記させて頂きます。
ZENOキャラのプレゼント選びを手伝おう!
概要としては、選択肢を選ぶだけの短編ノベルゲーム。全エンドを見ても30分かからないくらい。現代日本パロ……と言ってもいいのかな?
ZENOや研究の匂いはなく、作品の3/4くらいがほのぼのハッピーな要素でできています。1/4は……追記にて。
全体的にピンクな背景なのも可愛い感じ!
本作はエイプリルフールに公開されたんですが、嘘の日をパロディ・IF世界としてうまく活用している作品でした。
主人公はモブOL!
主人公がバイト先の黒と仲良くなって、黒を通じて、赤や青などイケメンたちと出会う……。
展開自体はまるで乙女ゲーのよう。ですが、主人公はあくまでモブですし、恋愛要素も一切ありません。実質、喋る壁のようなもの。乙女ゲーが苦手な方やキャラ同士の関係性に割り込んでほしくない方も、安心して楽しめるはずです。
なお、夢嗜好持ちの私は遠慮なく友情夢として脳内変換しながら遊ばせて頂きました。はっはっは!
ちまちまキャラと新規立ち絵
かわいかったのは、行き先選択の時のちまキャラグラフィック!
そのままシャカシャカシールやミニアクキーのようなグッズにできちゃうんじゃないかってくらいキュートでした~!
また、ノベルゲーと言うことでもちろんキャラには立ち絵も存在しています。本編だと顔グラかスチルが主なので、こういう立ち絵&表情変化の演出はこの作品ならでは。ジャンル違いだからこその楽しみが味わえました。
回収しやすい分岐ポイント
1人だけを選んでエンディングへ向かうゲームかと思いきや、分岐点は主にラストだけでした。助かる! 3人のところに通い詰めてから最終日でセーブしておけば、エンディング回収もスムーズに行けると思います。
3/4までは。
ラストのエンディングは初回から狙っていかないと見れないはずですが、そのぶん、2周目以降前提の作りになっています。むしろ初回は普通にプレイして良かったかも。
満足度がかなり高いエンドだったので、是非全プレイヤーさんに見てほしくもあります! 詳しくは追記にて。
とまあ、こんな感じで。
ほのぼのとZENOらしい絶望、両方を味わえました!
追記ではネタバレ感想。
プレイ済みの方は是非この続きからもどうぞ!
▼ネタバレ▼
大多数の方が最後に見るであろうエンド。
私が好きなのもやっぱりこのエンドです!!
ちなみにお悩みの方向けに攻略を書き残しておくと、ズバリ、行先選択です。ふぁいと!
というわけで完全にネタバレになるため念のためワンクッション。
真相となる世界崩壊エンド
エイプリルフールのIF展開というメタゲーな構成をうまく取り込んであるなあと、つい腕組み頷き仕草をしてしまいました。ふふふ。
背景なども、こっちの現実世界へ干渉してくるような演出で最高です……。こういうの大好き……。
また、他のZENOおまけゲーではよく見るコチが登場しない(できない)のもそういうことかと納得しました。……いや、単に制作時期の関係かもしれないんですけどね!
色々見終わった後だと、
・どのキャラも赤はいつかどこかへ行ってしまう予感がしている
→この世界は嘘だと無意識に察している?
・後之兄妹にプレゼントを渡す人はいない
→現実ではもう死んでいて会えないせい?
などなど、気づくとすごく痛ましい点があって素敵でした。切ないね……。
短い中にもZENOの要素がたくさんで、とても“らしい”作品でした!