「耐え忍ぶ気持ちを人は恋と呼びました」
おそばにいれればそれでいい前置き。
えー、今回は、yu-moさんところのフリーゲーム「姫君はご機嫌ななめ」の感想をつらつら開きますね。一部レビューっぽいかも。
実はリアルの知り合いにオススメ頂いてプレイしてみたんですが、公式サイトの商業っぽさにまず驚きました。紹介サイトが凝ってるとDLの時もうきうきしますよね。
基本的には姫様と騎士の王道な百合ゲーです。百合です。一つだけヤンデレなエンドがあります。でもあっさり描写なので苦手な方もよくある悲恋ってことで大丈夫、なんじゃないかなあ。
魅力的な点としては、とにかくグラフィックが挙げられます。
ミニキャラドットが可愛い、立ち絵が可愛い、スチルが多い、コンプするとおまけマンガが楽しめる、等々。何より主人公のミアの見た目がツボだったので、最後までにやにやしながら楽しめました。
一方、ストーリーの方はほのぼのあっさり味。コンプまで20分程度の長さだからか、展開も早めです。主従ゆえの葛藤や略奪愛の不安などのシーンもありはしますが、シリアスに浸かり過ぎることはなく、基本的に明るくほのぼので話が進んでいきます。
「暗いのはいや、百合はとにかく可愛くて癒される!」そんな人にオススメの作品でした。
……というか、このブログに来てる人にそんなタイプの方いらっしゃるんだろうか。何せヤンデレ鬱展開万歳なブログなもので……
まあこの作品もヤンデレっぽいエンドが一つあるからって理由でプレイしたんですけどね。叶わない恋もいいものですね。
ただ、どうしても気になった不満点が一つ。せっかくの主従ものなのに敬語が間違ってること! これだけはがっかりポイントでした。
あと、ストーリーの整合性とかご都合主義とか気になっちゃうタイプの方にはあんまり向いてない作品かもしれません。
ちょっとマイナスな意見も書いてしまいましたが、やっぱり基本はほのぼの百合で癒されました。小粒でおいしい百合作品、グラフィックにピンと来たらDLしてはいかがでしょう。