うそうさ〜第二号室〜

フリゲ!鬱展開!ヤンデレ!万歳

フリーゲーム「さよならモガリ」中盤まで感想

「私は私がいなくとも別に構わないが、あなたはどうだろうか」

頼むから同じであってほしいという手酷い前置き。

 

 

えー、今回は。

ついに。

ついに、

ついについに、

来ましたよトバリシリーズ新作「さよならモガリ」!!!

 

討伐隊のころから本当めちゃくちゃ好きなシリーズでしてトキシンREでもうベタ惚れして一時期のTwitterがトバリ長文で埋め尽くされてしまってでも好きすぎて逆にどっから手をつけていいのかわからずなかなか感想文を書けずにいたこの、このトバリシリーズ最新作ですよ。超嬉しい。クッソ嬉しい。泣いた。タイトルセンスがもう素敵ありがとう。生きていける。

聞いてくれてありがとうアロエリーナ、落ち着いたような気がする。

 

そんなわけで、まず基本的に当ブログは

  • 自力クリアした後で書いた感想文を投稿する
  • 投稿はクリア順(だいたい週2回更新のつもりなので最新記事は1年前にクリアしたフリゲ)
  • Twitterのような脳みそ直流回路文ではなく一応冷静さと体裁を最低限人間並みに整える

というのを意識しているのですが、今回ばかりは思い切りぶち破って興奮のまま書こうと思います。

 

ちなみに私はブラウザプレイより圧倒的にDLプレイをしたいタイプなので、この記事が”序盤だけ”となっているのもそのせいだったりします。10月中旬ごろ予定でDL版が出るらしいので、その時あらためてやろうかなって。

後から手をつけるのに先にやっちゃったのは堪えられなかったからです。

最愛ゲーの新作やぞ。やらいでか。ひゃっふぅ!

 

 

 

 

そもそもトバリシリーズって?

 

まずは前提、『さよならモガリ』について。

10/1現在はRPGアツマールからブラウザゲーとして遊べます。

https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm4558

 

前述のとおりトバリシリーズ(と勝手に呼んでいる)作品群『トバリ討伐隊(以下討伐隊)』『トバリドトキシンRE(以下トキシン)』に続く3作目となります。前作前々作がRPGだったのに対し、今作は純然に探索特化のADVです。

新規獲得を狙った作品~といったコメントを見かけはしたのですが、やっぱり個人的にはせめてトキシンをプレイしてから手を付けることをおススメしたいところ……。

 

といってもぶっちゃけどっから入っても良いシリーズな気がします。

ここが好きなところでもあるので決して変えてほしくはないのですが、このトバリシリーズ、わりとどの作品から入ってもわからない部分はわからないんですよね。トキシンから入ったらナギのネタバレになるだろうし、討伐隊から入ったらイースの重要ポジ具合に戸惑うだろうし、モガリから入ったらまず3人の関係性がわからなくて混乱するだろうし。

気になった作品から手をつけるのが一番ですね、はい。

 

とりあえずこのシリーズは、明確に「このキャラはこうだった!」「なっ、なんだってー!」っていうジェットコースター式の作品というよりは、作品の雰囲気とセリフの端々から色々な想いを汲み上げていくタイプの作品だろうと思っています。

そしてそこが好き。大好き。

 

 

 

 

 

多数の探索ポイントと反応会話

 

というわけでようやく『さよならモガリ』を語っていきましょう。

私は2章で止まっていますが、とりあえずメインストーリーを進めるだけであれば進み方はかなり楽です。手当たり次第オブジェクトを調べていくだけで埋まりますし、難しい謎解きはほぼほぼありません。

が、もちろんそれだけで終わらないのは前作プレイ者ならわかるはず。

 

そうなんですよー、前々からめっちゃ好きポイントだった鬼探索が今回もあるんですよー嬉しすぎか!

ちらりと見える壁でなんとなく察しがつく隠し通路、別に調べなくてもよいけれどという控えめさでちょこんと設定されている思い出話などなど、エンターキーが今日も熱く小気味よい音を響かせてくれました。

 

ヴィルの会話からどことなく人となりがわかるのも、キャラ解釈が深まってとても嬉しい。さらにはイースとグレゴ周りの過去はトキシンREでも垣間見える程度だったので、ここでがっつり回収できて良かったです。知りたかったんだ君たちのことが。

 

 

 

別れを語る繊細で厳かな雰囲気

 

 起動してまず見られる祈りの言葉と、そこから察せられる繊細な雰囲気に、思わず息を飲みましたよね。もうあの世界観が好きだって何十回も言ってる大好き……。雰囲気づくりの魔術師……。

不思議な響きのキーワードや、キャラの気になる反応をまずポンと提示して、プレイヤーの興味をグイグイ引き込んでいく作品構成は健在。本当は1章だけで我慢しようと思いながら2章までフルマラソンで進んだのもここが上手だったからに他なりません。たまらん。

 

特に2章の展開は、起承転結という意味でも、ヴィルのキャラの深まりという意味でも、本当に必見でした。あれ?と思うピースがぱちりと嵌る気持ち良さって良いですよねぇ。

これ終章クリアしたらまたTL荒らし長文マンになるやつだなって思います嬉しすぎ……デザートを最後にとっておくタイプの我……。

 

何か語ろうとするとネタバレになるタイプのあれだと思うので、

とりあえず仄暗くて物悲しい終わった話を見たい方向けだと思います。

 

 

 

わかりやすい目的設定と無駄のない鍵作成システム

 

トキシンREのころから見慣れた、右上のアイテムアイコンと淡い色使いの場所表示も継続です。

あれ見た瞬間に「トバリやってるぅうううう!」って当時の懐かしさが思い出ぶっわぁして一度手を止めてしまいました。どんだけ好きなの。重くて申し訳ねぇ。

ともあれ、今作は小目的が提示されるほか、ストーリーのメインアイテムもわかるようになっているので、とても進行しやすい親切な作りでした。

 

また、面白いのは鍵の材料を自分で選べるところ。

探索ゲーに鍵はつきものですが、単純にぼとぼとあっちこっちに鍵を落とすのではなく、細やかな物とそれにまつわる話を見られるうえに使い終わったら鍵にできるという、この一石二鳥な発想がたいへん斬新でした。

うっかり鍵の材料にして暗号が見られない、というのもありうるのかなとも思いますが。この辺りはクリアしてからの検証になりますかねぇ。

 

詰まないようにマナを定期回収できるポイントが設定されているところもありがたかったです。

 

 

 

見入るスチルと気になる立ち絵

 

シリーズであっても毎作立ち絵を変えてくださるこの作品、例に漏れず今回も新しい装いの皆さんが見られます。

本当、立ち絵の表情変化もめちゃ好きなんですよね……。今回は特にヴィルとグレゴがそこまであからさまには感情を表に出さないタイプなので、それでも伝わる小さな変化にニヤニヤしたり考えさせられたり。さらにはイースの表情がかーなーりシニカルで、そこもグッときました。

あとヴィルのテレ顔がやっっっっっっっっっっっっばい良さなんだよなぁ!いえーい!

スチルの美しさももちろん必見、というのはもうタイトル画面でわかりますよね。儚さというか、はっきりとした画風なのに壊れそうなステンドグラスみたいな雰囲気を出せてるのが、本当すごいなあって思います。

 

余談、絵の良さを語る時にすごいなあとしか言えないのが常々もどかしいので勉強を一考すべきかもしれない。

 

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで。いつも以上の乱文失礼。

途中までだし本当に各要素もほぼほぼ回収しきっていないのですが、それでもこれだけ熱く語りたくなるくらい魅力たっぷりな一作でした。

DL版楽しみだなあ。気長にお待ちしてます。