うそうさ〜第二号室〜

フリゲ!鬱展開!ヤンデレ!万歳

フリーゲーム「千枚皮-Allerleirauh-」感想

「当然のように揺れていたので背景のように思っていた」

腐り落ちて初めて人だとわかった前置き。

 

 

えー、今回はさんところのフリーゲーム千枚皮-Allerleirauh-」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

誰か刺し殺して皮を剥ぎ、誰かに成り代わっていく探索ゲー。追いかけっこはあるけれど、高難易度を選ばない限り体力は豊富なので、アクション的な難易度はゆるめ。ただし探索の難易度は激高です。

 

いつも通り良かった点を──といきたいところなのですが。

 

いやもう、想像以上に気に入ってしまって!

バグっぽいところも尖った要素もありはするんですが、難を全て無視してしまえるくらいもうすっごく大好きなんですよ!!

 

そんな状況で何を言ってもこう、新興宗教的な文言しか書けない気がするので、前座の部分は全部省くことにしました。

 

一応、ツイッターでの紹介文だけちらり。

 

こんな感じのゲームです。

攻略記事はこっち↓

shiki3.hatenablog.com

 

 

 

あとは追記に考察解釈です。

同作者様の他フリーゲーム感想記事↓

フリーゲーム「シガイタチ」感想

 

 

 

 

考察というか解釈というか妄想というか考えたこと。

 

全体的な構造とかエンドとか

 

元の神話を読んだらたぶんピンとくると思うのですが、Wikipedia先生に聴いたところ登場人物が多すぎて頭がパンクしたので、とりあえずゲーム中の描写で読み取れる範囲で考えられることということで許してつかぁさい。

 

とりあえずあのゲームの舞台である城は、神話の世界というか、外とほぼ隔絶された世界。お后様は、ノルンの三女神の時代、失われた黄金時代の生き物。ファフニールや蛇など、皮にまつわるものは全部お后様関係だと思う。勿論主人公も。

で、これは人が神から黄金を奪う話、を中心にしてるのかなあとは……思う……。

 

王様がお后様から黄金を奪った(受け継いだ)ところからゲーム内のお城、および呪いが始まってる感じ?

 

お后様は王から黄金を奪われて怒ってるのかなーと思ったんですが、王の長いお話を読むにアプローチはむしろお后様から仕掛けてきたみたいなので、作中にはないけどもっともっと過去にシグルズ関係の話があってその恨みから王の時代の話が始まるのかな。

書庫のオボエテロは主人公のセリフなんだと思う。

 

 

 

私が見た4つのエンドを考えるに、ざっくり人寄りのエンドと黄金寄りのエンドがある。人寄りは森の王に近い立場、黄金寄りがお后様に近い立場。

  • 王を継いで呪いを守り続ける、黄金を手にし続ける
  • 王を放棄して諦める(呪いの一部になる)
  • 王を放棄して逃げ出す(ただし主人公は黄金の生き物なので外に出ると王冠を放棄すると不足が出る、結果不調になる?)
  • 王を継がずに呪いを解く(ただし人は金を求める生き物であり、悲劇は繰り返される)

みたいな分岐なのかなあ。

王と森の王のエンドが対比されてる感じ。こうして並べてみるとエンドは全て回収している、ような、気はするのだけども。

 

夫を殺した罪、というセリフが入ったり剣で玉座を刺したりするのは元ネタ関係なのかなー。

 

 

家系図

 

書庫の家系図が破られていたのはたぶん、容易に近親婚の真相が出ないように?

第一世代が 洗濯女--王--お后様

第二世代が 王--姫--森の王

第三世代が ワタシ トモダチ 主人公

って感じですよね。で、ゲーム内時刻は第三世代だからトモダチが姫だったり王の娘が姫だったりする。娘と姫ってなんというか時期が変わると中身が変わるのでかなりややこしいですよね。そこも姫という役割(皮)を色んな人が大代わりして被っていくってことなのかもしれませんが。

ワタシ主人公でプレイしてたのでまだマシでしたが、ボク主人公で解読しようとした人は頭の中めっちゃ混乱しただろうなあ。

 

 

その他こまごま

 

道化師は呪われっこと仲良くしてたから王の怒りをかったのかなーとか。

でも、道化師の言う彼女が薬剤師なら、間に騎士が入ってくるのが謎だよなーとか(騎士は道化師と知り合いというわけではなくて単に王の邪魔をしていただけ?)。

そもそも騎士は何をしたのかなーとか。英雄として金を奪いに城へ乗り込んできた、または元々城内の騎士だったけど王の異変とお后様の以上に気付いて打って出たとか……? 後者は時系列にそぐわないか。

 

飼育小屋や朝の牢屋の人を思うに、あの場にいる人は皆、骸骨になって働くか芋虫になるか食材になるかの3択なんですよね。生贄の言う「あなたがお呼びになった」は、主人公が求めたという意味ではなくて黄金時代の生き物たちが糧を求めて呼んでここにいれたみたいな……ことでは……ないかな……。

 

 

 

ふわっとわかってるけど全然わかってない感じのまとめになってしまった!

とにかく、千枚皮の童話をベースにしつつ皮繋がりでファフニール関係の神話に結びついているのが本作の元ネタなのかなと思っています。

薬剤師さんかわいかったね!おしまい。