「なくなってしまうなら閉じ込めておけば良かったのに」
食べたらなくなっちゃうよ、な前置き。
えー、今回はプロキオンさんところのフリーゲーム「贄の羊に牙を立てて」の感想をつらつらと書きますね。ところどころレビューっぽくなってるかも。
ゲーム自体がR-15なので、一応、この記事も15歳未満の方はブラウザバック。
さて。
プレイ時間は、1時間ちょっとくらい。EDは全部で5つ。4つまで埋めたところで、これで全部なのかなと思って終了しかけてしまいました。危ない危ない。コンプリートすると、EDリストにちょこっと変化があります。
攻略は、ゲーム内のおまけページにhintがあるので、そこを頼りにすればできました。とはいっても、かなりぼやかしてあるので、ほぼ総当たりです。でも楽しい不思議。
ヴァンパイアの色っぽさ
相手がヴァンパイアということもあって、全体的に退廃でダーク、あとほんのりアダルトな雰囲気が漂っています。年齢制限もありますのでDLの際はご注意を。
直接的な表現はないんですが……描写がとっても上手で、読んでいてどきどきしました。ひええ。ぼかしてあるからこそ、と言いますか。退廃的なエロスが凄いです。あと優しいのと痛いのと気持ち良いの、みたいな倒錯的なあれがやばいです。
たぶん、あの狼と羊の言い回しが雰囲気を作ってるんだろうなあ。
EDに書かれた文章もどきっとします。
キャラについて
プルート
攻略対象のプルートくんがこれまた実に好みでうっとりしました。
黒髪赤目!万歳!草食系!オトメン!万歳!
何よりちょこっと独占欲強くて、心の内に葛藤を抱えているのがまたたまらないです。
でも、やっぱり何だかんだで笑ってる彼が一番癒されますねぇ。
二人で微笑み合っているスチルが可愛くってほのぼのしました。
ハデス
ハデスさんのルートもあって、こう、NTRちっくな感じです。
そういうのもおいしく頂けるので大変萌えたのですが、プルートの凹みっぷりを見るとやきもきしてしまって…!
強引なタイプが好きな方は、ハデスさん寄りになるかもしれません。
仄暗くもどろどろに蕩かしてくれる、まさに愛が重く濃厚な展開が多いです。このブログにヤンデレでホイホイされた方には全力でおすすめ致します!
吸血鬼、という王道ながらも萌える設定が好きな方にもオススメです!
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