「つまり……そういうことだ。」
高テクスト文化、日本。
えー、今回は西田好孝さんの製作されたフリーゲーム「パレット」の感想をつらつら書きますね。レビューっぽくなっているかもしれない。ちなみにこのゲーム、PSにも移植されているそうです。
正直なところを言うと、私には合わなかったゲームみたいです。
とりあえず、ちょっとどうかなあ……と思った点を挙げますと、
一部操作性が悪い
回復ポイントを使おうとして、決定ボタンを押すと、
障害物除外が優先されてしまって、その場でゲームオーバー(強制帰還)されられることがしばしばあったんですね。
向きに気をつければ良い話ではあるんですが、ちょっとストレスでした。
ウィンドウ操作だと不備が多い
たぶんスクリーン操作推奨の前提でやっているのだろうとは思うんですが、それにしてもウィンドウ操作のバグ(?)が多いです。
BGMや効果音が重複して輪唱みたいになったり、カラーシーンとモノクロシーンが区別されず全部カラーシーンになったり、チェックポイントが一部見えないところがあったり。
マップ移動にストレスを感じる
探索場所が広いわりに、マップが無い。
行動回数が制限されているので、なまじ迷子になれないのが辛いです。自分は記憶力があんまり無いので、マッピングの必要すら感じて、途中億劫になりました……。
逆に良いなあと思ったのは、
シナリオに合った演出
効果音や物体の出現、消失の演出が、
良いシーンでものすごく効果的に起こるので、毎回鳥肌ものでした。
シアン先生のところなんてもう、ぞくぞくですね。
以上、
演出重視で、ちょっと薄暗い雰囲気のゲームが好きで、
かつ操作性の悪さや作業が苦にならない人にはおすすめできるゲームだと思いました。