うそうさ〜第二号室〜

フリゲ!鬱展開!ヤンデレ!万歳

フリーゲーム「LiEat」シリーズ感想

「わかれば単純、気づくまでは複雑」

掛け言葉な前置き。

 

 

 

えー、今回は、Star Vlasta(http://miwasiba.iinaa.net/)さんところのフリーゲーム『LiEat』シリーズ3作(http://lieat.ifdef.jp/index.html)の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。

 

全部合わせて3時間くらいの、会話メインRPG。個別の感想は追記に畳むとして、とりあえず共通で語れそうな魅力を挙げていきますね。

 

 

 

 

 

細部まで凝ったグラフィック

 

前作ではちょっとマップに不満があったと零してしまっていましたが、今作ではそういったこともなく、隅々まで探索できて大満足でした。自作の絶妙な色合いなマップチップも健在で、もう、とにかく見ていて楽しい!

例え同じキャラクターでも、ⅠⅡⅢでそれぞれ顔グラが変わっているのにも感動でした。服や髪型まで。エフィの髪型バリエーションが可愛いです。顔グラを拡大して眺めたいんですが、そうするとドットが崩れちゃうかな。細部まで可愛くて見飽きませんでした~。作者さんがイラスト方面で活躍しているだけあって、とにかくグラフィックがクオリティ高かったです。

基本的には黄色や暖色系が好きなんですが、シリーズの中だとⅡの色合いが好き。

 

 

 

童話→→→ミステリ風

 

Ⅰだと童話要素が強くて、ドラゴンや吸血鬼、そして登場人物などの説明を兼ねた“おはなし”を見ている感じ。Ⅱで童話とミステリが入り混じった感じのストーリーへ。Ⅲでは探索メインでバトルも大事なゲームとして完結します。

シリーズ物としてシステムや雰囲気などは維持しつつ、ストーリーの毛色はちょっとずつ変えてあるように感じました。結果、前作の童話雰囲気が好きな方も、ウソ喰いという探偵要素に惹かれた方も、両方楽しめる作品になってるんじゃないかなあと思います。

“人間”“ドラゴン”の独特な設定も味の一つ。作中の会話でじわじわ全貌がわかっていくのも自分好みです。

 

 

 

 

動画

 

作中でちまちまアニメーションします。クリア特典で回想も可能。紙芝居ではなく、ぬるぬる動くのがまた凄い。動画面はよくわかってないんであれですが、とにかく、スチルや動画がちょくちょく挟まれるので、だれることなく楽しめました。

 

 

 

BGM

なんと素材ではなくオリジナル。公式サイトでも聴けます。

LiarとRed_butterflyがお気に入り。BGM集とか欲しいですねぇ。

あと、食べる時の「ぱくっ」の効果音が大好きです。

 

 

 

キャラクター

 

メインキャラとサブキャラには惜しまず顔グラがあります。メイン二人はもちろんのこと、サブキャラクターのキャラ立ちっぷりも魅力ですね。それこそサブなのがもったいないくらい。特に警騎周りの皆さんは、1人につき1本はシナリオ作れるんじゃないかってくらいおいしいキャラクターです。

お気に入りはブレットさん。でも、初見で女性だと思っていたのは申し訳ない。

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで。

全体的には、動かす絵本という印象でした。グラフィックにこだわる派の人や、皮肉青年×頑張り屋さん少女の組み合わせにときめく方はきっと合うと思うので、オススメしておきます。

 

 

ネタバレ込みのがっつり感想は追記にて。

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレコミコミ。

 

 

 

 

 

 

 

『LiEat-嘘喰いドラゴンと朱色の吸血鬼-』

 

おんぶはウソじゃなかったことににやにやするなど。

 

序盤はキャラクター同士の関係性などの把握でちょっと大変でしたが、エフィを操作し出す頃にはすっかり慣れて、話の進行はそっちのけで色んなキャラとお話しに行ってました。羽の情報屋さんの部屋に帽子っぽいオブジェクトがあったから、てっきりそっちを帽子の情報屋だと思い込んで大混乱に陥ったのも愉快な思い出です。羽屋さんちょろい。かわいい。

 

色んな人がエフィを餌付けしてくれるおかげで回復アイテムには事欠かず。エフィの装備品の名前がどれも可愛いです。

 

あえて見たバッドエンドは、申し訳なさで胸がいっぱいになりました……あえてこんなことしちゃってごめんよエフィ……。主題がウソということもあって、レオを見かけた、ってフォローもウソなら――と邪推してしまいますね。

エフィの外見年齢に一番驚きました。十代前半くらいだと思っていた……。

 

 

 

『LiEatⅡ-嘘喰いドラゴンと紺碧色の夢喰い-』

 

Ⅰから続投のキャラでもグラフィックが一新されていることにまず驚き。ハルの軍人風なしゃべり方がツボです。普段とのギャップが際立つこと際立つこと。

 

神経衰弱のところは手に汗にぎりました。ウソを暴くシステムと相まって、なんだろう、探偵してる感じというかなんというか。盛り上がる良いシナリオ回しです。あえて言うなら、あそこでミニゲームとか追加したらよりゲームらしくなって良かったかも。

 

EDでソフィアさんにお会いできなかったのが気がかりでした。彼女は結局更生(?)するんでしょうか、それとも。ヤンデレは萌えるから仕方ないのか。

バッドエンドだと、もしかしてレオはハロルドとして人生を送ることになるのか……? 可愛い一枚絵ではありましたが、良い意味でぞっとしました。

 

ちらちら本棚にある怪盗の話は次への伏線ですよね!とわくわくしつつⅢへ。

 

 

 

 

『LiEatⅢ-嘘喰いドラゴンと黄金色の怪盗-』

 

エフィもシドに合わせて髪染めたのかな? 髪痛んじゃう……。

4人メイドのところがちょっと大変だったかな。1つずつ見つけていかないと次のフラグが立たないので、証拠品の当たりがついていてもイベントが進んでくれないのがちょっともどかしかったです。カギ、服、薬袋あたりは一気に見つけて一度に持っていくことができたらなあ。でも、探偵やウソ探ししてる感じがしっかり出てるのは楽しかったです。

 

3人の警騎と探索するところも楽しかった! もうね、お気に入りのブレットさんと一緒に行動できるっていうのがね!嬉しい!

 

トーリーとしては、怪盗さんにどうしてもこう、「そこは察そうよ!!」と言いたくなってしまうのが辛かったです。いやね、金があるとはいえ子どもだけで色々と生活も大変だっただろうし、何かに気持ちをぶつけたかったんだろうなあとか、思うんだけどね。それでもやりきれない……。

 

とか書きつつ、エンドの中だと実はバッドエンドがお気に入りです。ほら、鬱展開好きなので……破滅をわかっていてついていく(でも希望は捨てない)ってすごく萌えませんか萌えるんです。エフィの前向きさが光るエンドでした。

 

 

 

 

 

3部作で完結、とのことですが、エフィの成長をまだまだ見守りたい気持ちでいっぱいです。ウソを食べて事件解決、って方向なら、それこそ気紛れ連載みたいに続けられそうな気もしますが……そればかりは作者さんの決めることか。

 

何にせよ、たくさん食べておなかいっぱい!ごちそうさまありがとうございました!